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見逃しがちな「ページネーション」のSEO対策

2023.11.09 Posted by

Webサイトを閲覧していると、なかなかテキスト量の多いコンテンツなどで必要な情報が見つからないといった経験をしたことはないでしょうか?訪問ユーザーも同じ経験をしている可能性があります。

 

文字数が多いコンテンツを表示させる場合は、ページネーションを利用し、ページ分割してサイトに掲載し、簡単に情報を整理できます。今回は、見逃しがちなページネーションのSEO対策についてわかりやすく解説していきます。

ページネーションとは

 

ページネーションとは、Webサイトの情報を複数のページに分割し、ページ番号を割り当てて表示させる機能です。ページネーションは、ユーザーが情報を効率よく閲覧できるようにする役割があります。主に、次のようなページで設置します。

 

  • ブログの一覧ページのように、常にコンテンツが増えていくようなページ
  • 原稿量の多い記事等、4000字を超えるような読み物ページ

 

ページネーションは、情報を適度な長さに分割することで、ユーザーが目的の情報を見つけやすくし、ユーザービリティやページの読み込み速度を向上させます。具体的には、以下の効果が期待できます。

 

  • ユーザーが目的の情報を見つけやすくなる
  • ページの読み込み速度が向上する
  • ページのスクロール量が減り、ユーザーの疲労を軽減する
  • ページのデザインが整理され、見やすくなる

 

ページネーションは、Webサイトの導線改善に欠かせない機能です。ページネーションが適切に設置されているか、定期的に確認するようにしましょう。

無限スクロールについて

ページネイションという情報整理とは逆の方法としてSNSのタイムラインなどは無限スクロールを採用しています。他にも、NETFLIXなどのサービスでも無限スクロールを採用しており、最近はGoogleの検索結果も無限スクロールで見られるようになっています。

 

無限スクロールは、縦長のスマホと相性がよく最近採用しているサービスが多くなっていますが、一般的にコーポレイトサイト等ではこちらを採用することを推奨していません。なぜなら、Google のクローラーは100ページ存在していても1ページ目しかクローリングしないため、SEOの観点から考えるとページネーションを採用したほうが良いためです。

 

ページネーションと無限スクロールの使い分けはこちらの記事もぜひ参考にしてください。

 

「使い分けが重要!ページネーションと無限スクロール【無限スクロール編】」

「使い分けが重要!ページネーションと無限スクロール【ページネーション編】」

ページネーションがSEOに適している理由

ページネーションがSEO対策に適しているといわれているのは、主に次の3つ理由のためです。

 

サイトのPV数が増える

ページネーションが適切に実装されていると、ユーザーが目的の情報を見つけやすくなり、今までよりも多くのページを巡回するためPV数が増加する可能性があります。たとえば、ページネーションがなければ1PVでも、しっかりと実装していれば、5PVとなる可能性があります。

 

ユーザビリティアップ

ページネーションが適切に実装されていると、ユーザーのWebサイト上での利便性が向上し、サイトの評価が向上する可能性があります。これにより、ユーザーが検索行動で無駄な時間を過ごしてしまうことを防げます。

 

ページスクロール率アップ

ページネーションを実装することで、ユーザービリティが向上するため、ユーザーが最後までページをスクロールする可能性が高くなります。これにより、ページのスクロール率が向上する可能性があります。

 

ページネーションは、SEO対策だけでなく、ユーザービリティの向上にも効果的な機能です。適切に実装することで、サイトの評価を向上させ、SEOにも有利に働く可能性があります。

SEOを意識するなら、どこに気をつけるべき?

ページネーションを実装する際は、次のポイントに気をつけましょう。

 

固有なURLをつけること 

URLは、検索エンジンがWebサイトのコンテンツを識別するために使用します。そのため、ページごとに固有のURLを割り当てることで、検索エンジンにページのコンテンツを正しく理解してもらいやすくなります。

 

自ページにcanonical

canonicalとは、ページの正規URLを示すタグです。canonicalタグを正しく設定することで、検索エンジンに重複コンテンツの有無を明確に伝えることができます。
1ページ目に自己参照canonicalを設定します。2ページ目以降はどうすればよいか迷う方が多いと思いますが、正しい扱い方としては、2ページ目以降にも自己参照canonicalを実行するようにしましょう。

 

全ページ固有のtitle設置

titleは、Webサイトのページタイトルを示すタグです。全ページ固有のtitleタグを適切に設定することで、検索結果で表示されるページタイトルをコントロールすることができます。

 

上記の3つを意識してページを作成することで、検索エンジンにWebサイトのコンテンツを正しく理解してもらいやすくなり、インデックスの精度を向上させることができます。

できる範囲はすべて対応しておきましょう

SEO対策は、Webサイトのアクセスを増加させるための重要な施策です。できる範囲で対応することで、検索エンジンからの評価を向上させ、より多くのユーザーにWebサイトを訪れてもらうことができます。

 

特にページネーションは、見落としがちなSEO対策のポイントなので、速やかにベストな対策を行っていきましょう。

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