ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

Googleの検索結果から右エリア広告が無くなる

2016.02.23

今度、Googleの検索結果画面が大きく変わるのをご存知でしょうか?
もう既に変わり始めているという方が正確かもしれません。
実は、普段からいろいろと細かいところは変わっているのですが、今回は大きな変更です。

どこが変更になるかと言うと、リスティング広告が右側に表示されなくなり、
代わりに、画面下部に広告が表示されるようになります。
スマホと同じような広告表示になるということです。

実際の画面をご覧ください。

▼変更前
Google変更前

▼変更後
Google変更後

この変更後の画面は、昨日キャプチャしたものです。
もう運用は始まっていて、ブラウザのキャッシュを削除したりすると新しい画面の方が表示されたりします。

■変更による影響は、リスティング広告だけでなく、SEOの面でも多少はあるかなと思います。

リスティング広告の方の影響としては、広告の表示件数が減るので、さらに入札価格の高騰が起こるのではないでしょうか。
検索結果画面上部の広告エリアは、3件から4件に増えますが、5位、6位、7位の場合は、画面のファーストビューから消えて画面最下部での表示なります。
8位以降は1ページ目に表示されません。

SEOでの影響としては、画面上部の広告エリアが増えたことで、自然検索の結果を表示するエリアが、さらに下に押し下げられます。
私のMacBookAirだと、自然検索の結果を表示するエリアが、今まではかろうじて見えていましたが新しい検索結果画面では完全にファーストビューから消えたのでスクロールしなければ見えません。
自然検索の方のクリック率が下がるような気がしています。

ただ、右の広告エリアが無くなったことでスッキリはしているので、実際はどうなるか注目です。

■もう1つ気になるのが、Yahoo!の動向です。

ご存知の通り、Yahoo!の検索エンジンはGoogleを使っています。
検索連動型広告の方も、実はGoogleのシステムを採用しているのです。
ですから、今後、Yahoo!の方でも同様の変更があるかもしれません。

ただ、Yahoo!の検索結果画面を見ると広告の表示件数がGoogleよりも多かったり、管理画面の方も仕様が異なりますので、Googleのシステムをそのまま使っているわけではありません。
Yahoo!はGoogleよりも営業色が強いイメージなので、Googleの変更の結果(広告収入の推移)を見て変更を検討するのでしょうか。

気になるところです。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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