ランディングページ(LP)の特徴と役割
2021.08.05 Posted by sasaki.s
Webサイトを運営していると、自社商品やサービスを紹介するために上司から「ランディングページ(LP)を作成しておいて」と頼まれることがあるでしょう。しかし、ランディングページとは、一般的な記事とどのような点が異なるのか、わかりづらいと思っている方もいるでしょう。
今回は、ランディングページとは、いったいどのようなものなのか、具体的な役割や特徴についてわかりやすく解説していきます。
目次
そもそもランディングページ(LP)とは
ランディングページとは、広告をクリックしたときなどに表示される、縦に長いページのことをいいます。一般的には、LP(エルピー)という略称で呼ばれることが多いです。
広告をクリックしたユーザーが最初に閲覧するページというとイメージしやすいでしょうか。Web広告をクリックすると、ある特定のWebページへとアクセスすることになりますが、そのページがランディングページと呼ばれるものです。
このランディングページは、どのような役割で設置されるのでしょうか。
ランディングページの役割
ランディングページは、ユーザーにアクションを起こしてもらい、売り上げを向上させることが最大の役割です。広告から流入してきたユーザーに対し、商品の購入や申し込みなど、コンバージョンを促す訴求を行っていきます。
そのため、ランディングページは、Webサイトの売上最大化につながる要素として非常に大きな役割を担っています。言い換えれば、ランディングページの状態次第で、買うか、買わないか、売上につながるか、つながらないかといった次なるアクションが決まってくるため、非常に大切な要素ということです。
ランディングページの特徴
ランディングページは、一般的に1ページで集客からアクションの誘導までを単独で行うように作られ、次のような特徴があります。
1.縦に長い
ランディングページは、興味を惹くところからお問い合わせの誘導までが1ページに盛り込まれているので、必然的に情報量が多くなります。そのため、縦に長くなりやすい傾向があります。
営業の契約までのセールストークが1枚にまとまっていると説明するとわかりやすいかもしれません。
2.リンクがない
ランディングページは、ユーザーにアクションを起こさせることに特化しているので、他ページに流れないようにリンクは減らして作成しているのが特徴のひとつです。選択肢を最小限に減らすことで、確実に目的とするゴールへと導いていきます。
3.デザインの自由度が高い
ランディングページは、リンクがない独立した1ページなので、他ページとルールを統一する必要がないため自由度が高くデザインを行うことができます。そのため、グローバルナビゲーションやサイドバーなどのデザイン的な要素を考えることなく、自由にアプローチできます。
一般的には、対象アクションを誘発することが目的となるため、派手で目を引くページが多いです。
ランディングページのメリット
Webサイトを運営している人やリスティング広告を掲載している方がランディングページを所有するメリットは、以下のとおりです。
1.ユーザーが知りたい情報が1ページに集約されている
ランディングページは、ユーザーが知りたい情報が1ページに集約されているため、サービスの魅力や疑問点など、網羅的に解決してコンバージョンへと誘導できます。そのため、一般的なページと比べて対象アクションを誘導しやすくなっています。
2.理想的な順番で情報を掲載できる
テレビの通販番組をイメージするとわかりやすいのですが、適切な情報を適切な順番でメッセージとして届けられるため、コンバージョン率の向上につながりやすいです。
- ステップ1:このような疑問をお持ちですか?
- ステップ2:それならこのような解決方法がありますよ
- ステップ3:自社のサービスの特徴は、~です
- ステップ4:他の方は、自社のサービスを使ってこのように解決しています
- ステップ5:商品の値段は、このようになっています
- ステップ6:期間限定でこの価格です
- ステップ7:数量限定なので、~名以上には販売しません
上記は一例ですが、このような順番で伝えられるのも、ランディングページの特徴といえますね。
3.回遊による離脱が少ない
ランディングページは、リンクを減らしコンバージョンに特化した構成でサイトを作るため、他ページに回遊して取り逃がしてしまう可能性が低くなります。先ほどもお伝えしたように、リンクがない独立した1ページとなっているため、回遊による離脱が少なくなっています。
まとめ
ランディングページを効果的に利用できれば、売上やお問合せ数の向上など、ビジネスの様々な目的を達成することができます。ランディングページがあれば、365日24時間、商品やサービスに興味をもつユーザーに自動的にアプローチできるため、ぜひ自社ページを制作して売上アップを目指していきましょう。
関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。
2024.07.24
2024.01.25
2023.12.07