Webサイトに魂を入れる
2016.07.26
■私がサイトをプランニングする時に必ずと言って良いほど入れるコンテンツがあります。
それは、経営者の想いを語るコンテンツです。
「代表メッセージ」というコンテンツ名のときもあれば、「はじめての方へ」とか「選ばれる理由」とか、サイトに合わせてタイトルは変えますが、私がプランニングするサイトにはほとんど入っています。
このコンテンツが入っているかいないかでどれだけコンバージョン数が違うかは測ったことはありません。
ただ、商談していると相手が事前に読んでくれていたりすることが多いのは確かです。
採用面接の際に、求職者が読んでくれていることも非常に多い。
また、経営者の姿勢を社内に対して意識付けすることにもつながります。
SEOなどに直接寄与する訳ではありませんが、このコンテンツが無いと、ただの綺麗なサイトになってしまい、Webサイトに魂がこもらない気がするのです。
■代表者の想いをコンテンツにするということは、経営者の想いを可視化していくということです。
具体的に、何をどうやって載せていけば良いのでしょうか?
次のような質問に回答していくと良いコメントが引き出せます。
・なぜその仕事をしているのか?
きっかけは?
(エピソードだと尚良い)
・その仕事の中で、こだわっていることを3つあげるとすると?
・仕事をしていて、どんなことに喜びを感じますか?
・御社がお客さんに約束することは?
なかなか上手くまとめられないなら、部下に質問してもらい口述筆記してもらうことも有効です。
Webサイトには、あなたの魂を入れてください。
本当のお客さんには必ず伝わります。
関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。
山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。