何を書くべきか決めるのは誰?
2022.03.05
私がよく受ける質問の1つに、
「サイトにいったい何を書けば良いの?」
というのがあります。
「何を書けば良いのか」
「何を書かなければならないのか」
多くの人が陥りやすいこんなマインド。
あなたもそんなマインドになってしまっていないでしょうか?
そういうマインドでの執筆作業は、夏休みの読書感想文よろしく非常につらいものとなります。
本来、
「何を書くべきか」
ではなく、
「お客さんは何を知りたいのか」
「どんな問題を解決したいのか」
であるべきなのです。
つまり、何を書くべきかは、それはあなたの中から無理矢理ヒネリ出すものじゃなくて、お客さんに聞くべきことなのです。
そう、リサーチ!
もし、「何書いたらいいんだろう」そんなフレーズが頭に浮かんだらリサーチ不足です。お客さんの疑問や知りたいこと、同じテーマで競合が語っていること、そういったことをリサーチせずに、上手く書く方法ばかり勉強しても片手落ちです。
だって、Webで大事なのは、お客さんを説得しようとすることではなくて、お客さんの質問に答えることだから。
お客さんを説得しようとして変に力んだら、気持ち悪いです。
お客さんの質問に、あなたらしい自然な言葉で答えてあげましょう。
自分が言いたいことじゃなくてお客さんが知りたいこと!
Webは問題解決ツールだということを忘れずに。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。