Webキャンペーンを実施する際に最低限知っておきたい景表法
ついつい忘れてしまいがちですが、Webキャンペーンなどを行う際には、景品表示法に則ってプレゼントなどを決定していかなければなりません。従来はハガキを用いた方法が一般的でしたが、インターネットの普及に伴い、その方法もバリエーションが増えてきました。商品についているクイズの正解を条件にしたり、シリアル番号を入力したりする方法もあります。
購入金額に応じて偶然性(抽選)により行われる懸賞は「一般懸賞」といわれています懸賞による取引価格5,000円未満なら景品の限度額は最高で取引価額の20倍、5,000円以上なら10万円となります。総額はいずれも売上予定総額の2%です。
高額賞品を扱うかわりに当選者が少ない、低額賞品を扱うかわりに当選者は多い、という判断はこれを基準に行われています。メルマガ無料登録による抽選も「一般懸賞」に該当します。
また、Webの普及により特に増えているのが「オープン懸賞」です。幅広く告知され、誰でも手軽に応募でき、景品にも具体的な上限はありません。宣伝方法のひとつとして考えることができ、企画が面白いものならSNSなどで一気に情報が拡散する可能性もあります。
違反しないようにするためには、思いつきですぐにキャンペーンを行わずに、先によく確認することが大切です。わからない場合は以下を参照してみてください。
・[消費者庁表示対策よくある質問コーナー(景品表示法関係)](https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/faq/)
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