監視されているの?追ってくる広告のワケ
2014.04.24 Posted by Erika
よくネットサーフィンをしている時に、あちこちで同じ広告を見かけたり、ずっと同じ広告に追いかけられているような気分になる経験をしたことはありませんか?
それは、「リマーケティング広告」という広告手法です。
どういうものかというと、広告主のページを見たユーザーに対してだけ、検索結果やブログやニュースサイトの広告枠に広告を表示することができます。
この広告手法は、もともとGoogleが始めたものですが、今ではYahoo!はもちろん(Yahoo!では「リターゲティング広告」というサービス名です)、様々な広告配信会社が取り扱っています。
例えば通販サイトなどはよくこのリマーケティング広告を利用している場合が多く、ユーザーが閲覧した商品ページの履歴などを元に、個別の商品が動的に表示されるような広告を展開しています。何度か商品の広告を表示させることで興味や購買意欲を煽(あお)り、商品の購入につなげようとしているのです。
ちなみにリマーケティング広告は、広告主側で、一日に追いかけるのは何回まで、一定期間を過ぎたら表示させないようにする、などの細かな設定ができます。この設定が意外と重要で、広告する商品によってはあまりにも表示されるとうっとうしく感じることもあり、かえって企業イメージを悪くしてしまうこともあります。もし、リマーケティング広告を利用する場合にはほどほどの表示を心がけることも大切かもしれません。
ちなみにリマーケティング広告は、Cookieを利用してその人を追いかけてくるので、あまりにも広告がうっとうしい場合には、Cookieの履歴を削除すると良いでしょう。
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