Youtubeなどを使った動画集客で意識したいこと
2016.03.10 Posted by Kitamura
目次
はじめに
最近話題の動画を使った集客。
Youtuberという言葉が広がったように、Youtubeなどの動画配信サイトを活用して集客を行うケースが増えています。企業のマーケティングにおいても「動画マーケティング」という言葉が注目されており、個人 / 企業によらず有用な集客方法の一つとして定着しつつあります。
今回はそんな、集客方法の動画コンテンツ作成のうえで、意識したい3つのポイントをご紹介します。
指数関数的に増加する動画コンテンツの中で、有効な集客方法とするためにいくつかのポイントを意識しておけば効果的な集客が可能です。
なぜ動画を使った集客が話題に?
有用な動画集客の方法について考える前に、まずはなぜ動画集客がこれほど注目されているかに触れておきましょう。
Youtube動画で圧倒的な視聴回数を獲得し、影響力をもつYoutuber。
この「Youtuber」という言葉を聞くようになったのは、ここ数年のことではないでしょうか。以前からYoutubeは存在していましたが、音楽を聴いたり単純に動画を観たりといったツールに過ぎなかったように思います。ところが現在では、Youtuberに限らず、動画を使って影響力を持つようになった人は世界中に数多くいます。
なぜ動画がこれほどまでに人に影響を与えるようになったのか。そしてなぜYoutuberが存在感を増してきたのか。その理由はいくつか考えられます。一つは「共有機能の充実」でしょう。Youtube等に投稿された動画を、ユーザーのニーズで自由に共有できるようになりました。
FacebookやTwitterなどのSNSのユーザーがこれほどまでに増え、そういったSNS上での共有が若者を中心とした人の楽しみの一つになってきました。この「拡散機能」は、集客方法として動画が大きな影響力を持つようになった要因の一つといえるでしょう。
もちろん「動画」自体のもつ魅力も忘れてはいけません。
動画では、画像や文章だけでは伝えきれない、膨大な情報量を瞬時に伝えることができます。例えば、画像や文章だけで料理を紹介している場合と、10秒間の動画で料理を紹介している場合、どちらが的確に情報を伝えることができるのでしょうか。
恐らくほとんどの人が動画だと答えるでしょう。
たしかに画像や文章から商品の魅力を伝えることもできますが、それはあくまで商品のごく一部の側面でしかない場合がほとんどです。
10秒の動画で伝える情報を、画像と文章だけで伝えようとするとどれほど大変か、コンテンツ制作を経験したことがある人であればわかるでしょう。情報量が多ければそのぶん、ユーザーからの問い合わせも多くなります。効果的な集客につながるのです。
なぜ動画集客が話題となるか?
大きな理由としては二つ
- ユーザー間での共有が簡単になったこと
- 圧倒的な情報量を伝えられること
があるのではないでしょうか。
変化した推奨動画のアルゴリズム
集客方法として動画を活用するには、そのプラットフォームの性質を的確にとらえることは重要です。最大の動画集客のためのプラットフォームの一つはやはりYoutubeでしょう。
Youtubeでは、2012年3月14日から推奨動画のアルゴリズムの基準として、個々の動画がクリックされた回数よりも、どの動画が長時間の視聴につながっているかが考慮されるようになりました。
これにより、単純にクリックした回数を増加させただけでは検索上位には表示されにくくなり、「どれだけその動画視聴にユーザーが時間を使ったか」が重要になってきます。
動画により集客を、特にYoutubeでの集客を想定する場合には、このアルゴリズムの変更は意識する必要があります。
動画の視聴時間は、動画の質と密接にリンクします。
例えばクリック数は、目をひくようなタイトルをつけていたり、動画再生前の画面に興味をひくような画像を表示させておけば増加させることもできました。しかし、そういった表面的な対策では、ユーザーはすぐに再生をとめてしまいます。長い時間観てもらうためには、それだけ動画のクオリティが重要になってくるのです。
効果的な動画コンテンツの3つのポイント
では、動画コンテンツを実際にどうやって作れば、効果的な集客につなげられるのでしょうか。
ポイントは大きく3つあります。
ポイント1:タイトルにキーワードを含める
まずはユーザーの目を引く必要があります。特にタイトルは重要な要素です。
動画を通して何を伝えたいのか、動画を見たユーザーがどういった情報を得られるのか。端的に、かつ魅力的に伝えることで、ユーザーの目にとまりやすくなります。
ポイント2:1つの動画は3分以内にするなど短く簡潔に
二つ目のポイントは動画の長さです。動画の再生時間が長いほど、検索上位に表示される場合も、それは単に動画を長くしたほうが良いということにはなりません。ユーザーにとってはストレスを感じにくく、見ていたいと感じる長さがあります。
基本的に動画は3分以内で納めるようにしましょう。
ポイント3:使い方などユーザー目線に沿ったコンテンツを
三つ目はユーザー目線を大切にするということです。
企業が集客に使う場合、企業目線になりがちですが、ユーザーは何を知りたいのか、どんな情報を求めているのかを的確に把握・分析した後にコンテンツを制作しましょう。ユーザーの目線に沿ったコンテンツを作ることができれば、自然と集客につながります。
まとめ
動画集客を効果的に行えば、大きな武器になります。3つのポイントを意識して、動画コンテンツを作成してみてはいかがでしょうか。
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