ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

2023年、既に決まっていること・予想できること

2022.12.27

2023年

2022年が終わりますね。皆さんはどんな1年だったでしょうか?
年始に自分が書いたブログ記事を読み返しました。コロナの状況もWeb業界の流れも概ね予想通りでしたが、ロシアのウクライナ侵攻、急激な円安、中国のゼロコロナ政策、そしてそれらに伴う資源等の物価高騰などは予測不可能な激動の1年でした。

 

2023年はどんな年になるのでしょうか。

 

まずは、既に確定していることから確認してみますと、、、
3月に野球のワールドベースボールクラシック(WBC)があります。メジャーの選手があまり出ないなど、サッカーのW杯に比べると微妙な大会ではありますが、今回の日本チームは、栗山監督の下、元日ハム選手の大谷翔平やダルビッシュ、またカブスの鈴木誠也や今年大活躍したヤクルトの三冠王村上などが参加表明しており、日本はほぼオールスター状態での出場となるので、盛り上がると思います。
4月には、日銀黒田総裁の任期が満了します。黒田総裁は安倍元首相とともに大規模な金融緩和を主導してきた人です。岸田首相は緊縮財政派と言われていますので、黒田総裁退任後の方針がどうなるのか気になるところです。為替にも影響があるかもしれませんね。
今年のゴールデンウィークは、飛び石になっていた今年と違い、5連休になります。もはやコロナはほとんど気にせず外出する人が増えるので、旅行などを計画する際は早めの予約が必須でしょう。逆に9月のシルバーウィークは3連休が1回あるだけになります。
7/20からは女子サッカーのワールドカップがあります。今回の開催地は、オーストラリアとニュージーランド(2国共催)です。時差があまり無いので観戦しやすいかも?ちなみに、グループステージでは、男子でも対戦したスペインとコスタリカが同グループだそうです。
9月にはラグビーのワールドカップがあります。開催国はフランスです。前回2019年は日本で開催されて、メチャメチャ盛り上がりましたが、今回はどうなるのでしょうか。グループステージは強豪のイングランドやアルゼンチンと同じ組になってしまいましたが、何とか決勝トーナメントに勝ち進んで欲しいです。

 

コロナは終息はせず、もうインフルエンザのような扱いになっていくのでしょう。これまで苦戦してきた飲食や旅行業などのリアルビジネスは反撃の年にしたいですね。
またじわじわ高騰している物価ですが、米国だけでなく欧州も高インフレになっていますし、ウクライナ紛争も全然終わりが見えませんので、引き続き日本もじわじわと物価高騰していく予想が多いです。実際に、日本の9月の企業物価指数は10.2%もあがっているのに、消費者物価指数は3%しか上がってない、つまり企業がかなり我慢している状態です。多少円高になったとしても、エネルギーや仕入れ価格の高騰、また人手不足で人件費も上がっているので、物価もゆるやかに上がっていくのでしょう。経営者としては「値上げ」は常に意識しておかなければいけないキーワードになりそうです。

 

Web業界では、確実に起こる大きな変化が1つあります。
それは、2023年7月1日から、今までのGoogle Analytics(ユニバーサルアナリティクス)が使えなくなり、Google Analytics 4に完全移行することです。Google Analyticsは、今やほとんどのWebサイトで使用されていると思いますが、7月1日以降もGoogle Analyticsを使い続けたいなら対応必須と言えます。

 

詳しくは、6月に書いたこちらの記事↓をご参照ください。
Google アナリティクス 4と今までのGAとの違い

 

有償にはなりますが、自分で対応できない方はサポートしますので、弊社までお問い合わせください。

 

もう1つ、Web業界の大きなトピックとしては、Google chromeのクッキー廃止が2023年に予定されていましたが、技術的な理由により2024年後半に延期になりました。ただ、業界全体としては、脱クッキーの流れは止まりません。Yahoo!が、2023年春に個人を特定しない形でサイト訪問者の情報を分析するツールの提供を発表したり、広告関連企業も対応を急いでいます。Webメディアだけでなく日経新聞などにも頻繁に記事が掲載されたりしているので、引き続き注視していきましょう。

 

Web業界全体としては、さらに技術の進化のスピードも早くなっていくと思うので、置いていかれないようにしなければと思いつつ、一方で、栄枯盛衰の激しい業界でもあるので、目の前の流行りに惑わされず、商売の本質を忘れずにいたいものです。

 

今年も当コラムをお読みいただきありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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