ブログ ポッドキャスティング 選挙 ホリエモン
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/10847.html
ポッドキャスティングを知らない人のために少々乱暴な説明をすると「音声のブログ」です (乱暴すぎ?^^;)
ポッドキャスティングは、最近盛んに叫ばれていますが、まだみんな「なんか面白そうだけど、どうやって使うのかなぁ」という感じで、興味を持ちつつも様子を見ているという感じな気がします。
この記事を読んだ後、そういえばLivedoorでもなんかやってたなということを思い出し、アクセスしてみました。
http://top.ladio.livedoor.com/
そこで見つけたのが、金融コンサルタントの木村剛氏と堀江社長の対談ファイル。
http://pod.ladio.livedoor.com/mystation/?lid=nikkei_radio&cr=nivGL7sUB/Gvk
これは、いくつかのメディアで「ホリエモンは面倒だから政治に興味が無いって言ってた」という報道のもとになっていた、ラジオ NIKKEI 5月4日放送分のファイルですね。
5月4日なので、当然にまだ堀江社長が立候補する前の収録です。
いかに大手メディアが「ホリエモンは面倒だから政治に興味が云々」程度の表層的な部分しか報道していないかが分かります。
報道のせいで、私は「たいした話してないんだろうな」なんて思っていたのですが、こんなに実政策の話もしていたんですね。
もっと早く聞けばよかった・・・。
メディアも「刺客」がどうのこうのとかではなくて、立候補した人間がどういう考え方・ビジョンの持ち主なのか、しっかり伝えていって欲しいですね。
これを聞いて、堀江社長がせいぜい「郵政反対派の刺客」程度にしか思われていないことが少し気の毒になりました。
さてこのファイル、前半は木村剛氏と自民党の山本議員の対談です。
さすがに木村剛氏らしく、分かりやすく明快。
「年金システムは一度リセットすべき」「世代間の助け合いなんて国債を大量発行した時点で無くなった」等々、我々世代には本当に響く言葉でとても新鮮です。
後半は、お待ちかね木村剛氏と堀江社長との対談。
「選挙でインターネットが使えないのは、結局それをやられると若い人の投票率が上がり、それを好まない政治家がいるから」
「組織に属さないパブリックジャーナリストが組織にしばられずにモノが言える大切さ」
「最近、そういったブログで発言する個人、もしくはパブリックジャーナリストのレベルアップは著しいし、これまでの大手メディアが主導するのでない、市民主導のものになっていく」
「そういったリテラシーのアップがあれば、ネットや携帯での投票も良いと思うし、世の中変わっていくと思う」等、他にも移民の受け入れについてなど、今後の少子高齢化社会に向けての個人的な考え方を披露しています。
これらの考え方自体が既存の政治家から出てくるわけがなく、やっぱり新鮮に感じました。
そういえば、本日こんな記事もありました。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/08/26/8916.html
この懇談会は、結局ブロガーに、自民に好意的な発言をして欲しいから理解を求めるために開いたのでしょうか。
いづれにしても、ブログやポッドキャスティングは、マーケティングでの活用もさることながら、こういった世の中を変えていく力としてみていくと面白いですね。
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