Microsoft Officeを10分の1の価格で手に入れる
必要コストだということは分かっているのですが、特にOfficeなどは、もうちょっと安くならないものかと思います。
当然、インストールしているパソコンの台数分ライセンスを購入しなければなりませんから、従業員が1人増える毎に、結構なソフトウェア代が必要になります。
本日、日経BPにこんな記事がありました。
■Officeとの互換性向上した「スタースイート8」発売
http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20050914/113464/
この「スタースイート8」は、Officeのコストが10分の1に減らせるかもしれないという製品です。
- ワープロの「Writer」
表計算の「Calc」
プレゼンテーションの「Impress」
図形描画の「Draw」
データベースの「Base」
の5種類が含まれる- 「Writer」はWord、「Calc」はExcelといった、マイクロソフトのOfficeと互換性がある
製品の詳細はこちら↓
http://www.sourcenext.com/products/starsuite8/?i=top
この「スタースイート8」というのは、OpenOffice.org というオープンソースで公開されている無償のソフトウェアを改良したものだそうです。
■OpenOffice.org 日本ユーザー会
http://ja.openoffice.org/
■オープンソースとは?
http://e-words.jp/w/E382AAE383BCE38397E383B3E382BDE383BCE382B9.html
OpenOfficeは、知る人ぞ知る結構有名なソフトです。
私のデザイナー仲間などは、グラフィックソフトは使うけれども、WordやExcelはそれほど使わないという者が多くて、ただクライアントから送られてくるドキュメントが開けないと困るということで、OpenOfficeを使っていたりします。
あのライブドアの堀江社長も自著で、Officeは高いからOpenOfficeを使っていると書いていました。
WordもExcelもPowerPointも、ほとんど基本的な機能しか使わないというような場合は、それらソフトとのファイルのやりとりは問題なくできますから、十分に実用的な製品だと思います。
個人的には、以前からOfficeは適正価格ではないような気がしていました。確かに対抗馬となるような製品がほとんど無いから仕方が無いのかもしれませんが、これだけ普及して標準化したのだからもう少し安くても良いのではと、ずっと思っていました。
こういう志ある製品が、少しずつ普及してくれたらと思いますね。
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