SEOには“量”で競合に負けないことが大事
2015.12.08
以前のコラムでSEOについて話しました。
その際に、上位表示を実現するにはWebサイトのコンテンツを質・量ともに充実させなければならないと言いました。
今日は、その“量”についてお話します。
量というのは、コンテンツのボリュームです。
具体的には、ページ数や文章の文字数になります。
SEOは相対評価の世界です。
この“量”に関して言えば、同じキーワードを狙っている競合他社よりも圧倒的に多ければ、上位表示の可能性が高まりますが、少なければ、どんなにデザインや文章が良くてもなかなか上位表示できません。
競合他社のページ数は簡単に調べられます。簡単な方法を2つ紹介しておきます。
(1)site:
Yahoo!やGoogleの検索ボックスに「site:そのサイトのURL」と入力します。
例えば、当社の場合
site:www.weblab.co.jp
とgoogleの検索ボックスに入力すると、12月7日現在、1110件と表示されます。この数字が、現在googleが認識しているこのWebサイトのページ数となります。
(2)SEO Tools
http://www.seotools.jp/
URLを入力して、解析ボタンをクリックするだけで、簡単に調べられます。「Google でのインデックス数」と書かれている項目がそれです。
この調査をすると、現実が見えてきます。
今や、数百ページ程度のWebサイトは当たり前です。
人気キーワードでは、数千・数万というページ数のサイトがザラにあります。
また、文章量も闇雲に多ければ良いのではなく、オリジナルな文章でなければなりません。
他のページと被っている文章は「重複コンテンツ」と言って減点評価になります。
狙っているキーワードで上位表示されている競合サイトのページ数を一覧にしてみてください。
そうすると、現在の自社の状況が分かってきます。
分かることが重要です。そこがスタート地点です。
あとは、毎日1ページずつ増やしていけば1年後に追いつけるとか、計画を立てていけば良いのです。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。