「You Tube」「mixi動画」で使用されている動画技術とは?
SNS「mixi」の新サービスとして、動画を投稿できる「mixi動画」が2月5日に加わった。投稿した動画をFLV形式に変換し、公開できる仕組みで、日記への引用も可能だ。
引用元:ITmediaニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000034-zdn_n-sci
そうです。
これまでストリーミングというと、Real PlayerやWindows Media Player、Quick Timeなどが一般的でした。
しかし、コンテンツ提供側からするといくつか問題点がありました。
・Windows Media PlayerだとMacユーザーで見られない人が多い
・逆にQuick TimeだとWindowsユーザーで見られない人が多い
・Real Playerなんて、もうプラグインを入れている人自体が少なすぎて問題外
FLVであれば、少なくともFlash Playerが入っているPCであれば、Windows、Macを問わず、誰でも見ることができます。
これだけでも今までのストリーミング技術と比べてアドバンテージがあることは明らかですが、もう1つの大きなメリットとしては、Flashの中に動画を埋め込めるので、ビジュアル的な演出だけでなく、動画の途中でゲームやアンケートフォームを設置するなどが比較的カンタンにできます。
同じことをWindows Media Playerでやると、ちょっと難しいのです。
FLVには、3つの配信方法があります。
1つは、ダウンロード配信。説明不要ですね。
2つは、通常のストリーミング配信。
この方式を採用する場合は、Real PlayerやWindows Media Playerでの配信と同様に、「Flash Media Server(FMS)」という専用のストリーミングサーバーが必要です。
そして3つ目は、プログレッシブ・ダウンロード配信という方式です。
ニュアンス的には、“擬似的なストリーミング方式”と言う感じでしょうか。
どういう方式かというと、読み込まれたところから順次、動画を再生するというのはストリーミングと一緒ですが、ストリーミングと違い読み込んだファイルはPCにダウンロードされます。
さらにもう1点特長は、ストリーミングサーバがいらないということです。
しかし、プログレッシブダウンロードは、ストリーミングに比べてビデオ品質はどうしても落ちます。やはり長めの動画には向かないようです。ただし、例えば15秒のCMなどは、これまでWindows Media Playerなどのダウンロード形式などで閲覧させていたよりは、Flashを使って、スマートに見せることができそうです。
当社もFLVでの制作実績がいくつかございますので、ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。