検索結果の1位が人によって変わる時代の到来とSEOの意味
しかし、AさんとBさんでは、同じキーワードでも違う検索結果が表示されるようになったら。。。
http://markezine.jp/a/article/aid/1065.aspx
ごく近い将来、「順位を中心に考えるSEO」は世の中から消えてしまうかもしれない。その理由をGoogleが推し進める「パーソナライズド検索」、Yahoo!が掲げる「ソーシャル検索」の2つの視点から説明していこう。
と言い、下記のようなことが書かれています。
■検索エンジンの究極の目標は、ユーザーの意図した結果を検索結果に出すこと。
例えば「プリウス」というキーワードには、トヨタのプリウスもあれば、日立のパソコンのプリウスもある。そのユーザーはどちらを知りたいのか、検索エンジンは分かるようになりたい、そう思っているということ。
■2007年2月よりGoogleアカウントを新規取得したユーザはパーソナライズド検索が標準になった。この機能を使うと、そのユーザーが過去に検索した履歴情報を元に、どちらのプリウスを上位表示するべきかを検索エンジン自体が判断するようになる。
■Yahoo!はGoogleのようなパーソナライズド検索というアプローチではなく「ソーシャル検索」という方向せいらしい。
■ソーシャル検索とは、そのユーザーの人間関係、所属集団の傾向を反映させるというもの。例えば、その人がmixiの“ソフトウェア開発”のコミュニティに参加していたら、そういう情報を元に、そういう人たちの欲しい情報の傾向をつかんで、それを表示するというもの。
で、重要なポイントはこちら。
SEOマーケッターにとって大事なポイントは冒頭で触れた、「同じキーワードであれば誰が検索しても同じ検索結果」ではなくなるということだ。そう、これは例えば「キャッシング」というキーワードで、“あなたのサイト”が1位に表示されていても、他のユーザが検索した時には、あなたのサイトではなく別のどこかのサイトが1位に表示されているかも知れないということを示唆する。検索ユーザによって検索結果が変わってくるのであれば「順位」を基準にしたSEOの判定の意義が薄れてしまう。
そういうことになりますね。そしてさらに重要なのはこちら。
誤解しないでいただきたいのは、私はSEOそのものが不要になると言っているわけではない。検索エンジンから見つけやすくする(ファインダビリティ)ための施策、検索ユーザのトラフィックを顧客に転換する(コンバージョン)のためのマーケティング施策全般は今後も必要であることは変わりがない。
そうですね。その通りだと思います。
特に、小手先のSEO対策がどんどん通用しなくなってきて、本当にコンテンツが充実しているとか、そういうことが相対的に重要になっていって欲しいものです。
といっても、いつの時代にもそれをかいくぐろうとするSEO対策が出てきて“いたちごっこ”だったりしますが。
ちなみに、検索エンジンのトレンドのスピードは本当に速いので、目を離さないようにしたいものですね。
この引用したMarkeZineの記事の冒頭にも「近い将来」とありますが、本当にすぐかもしれません。
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