サンクスページ、ちゃんと作っていますか?目的から例文まで
Webサイトを通して商品やサービスを販売する会社は増えていますが、サンクスページまでしっかりと作成している会社は決して多くありません。今以上に売り上げを伸ばすには、適切なサンクスページの表示を必須の仕組みとして設計していく必要があります。
今回は、サンクスページとはいったいどのようなものなのか、運用の目的や例文までわかりやすく解説していきます。
サンクスページとは?
サンクスページとは、Webサイトでお問い合わせや商品購入、会員登録などが完了した際に表示されるページのことです。「お問い合わせの送信が完了しました。」や、「ネットショップからのお買い上げありがとうございます。」などの文章が記載されたページを見たことがある方も多いかと思います。
サンクスページは、商品やサービスを買ってくれたユーザーに対して感謝を伝えるのはもちろん、決済・申込手続きの完了を知らせる役割があります。
サンクスページの重要性
次にWebサイト上の決済画面やお問い合わせフォームにサンクスページを設置することの重要性についてご説明します。
感謝を伝え、安心感を与える
お問い合わせや商品購入はWebサイトのゴールとして設定している場合が非常に多いです。サンクスページを通して、そこへたどり着いてくれたユーザーへ感謝を伝えると共に、しっかりとお問い合わせや商品購入が完了しましたよ、と伝えて安心感を与えることが第一の目的となります。
このようなコミュニケーションから会社への信頼感が増加し、他の商品やサービスへの関心を高めることができます。
リピートを促す
サンクスページに掲載する文言やコンテンツの見直しはリピートを促すために効果的です。例えば「こちらの商品を買っていただき、ありがとうございます。1ヵ月限定で利用可能な1000円OFFクーポンをお渡しするので、次回のお買い物にお使いください。」といったサンクスクーポンの案内も良いでしょう。
またECサイトであればサンクスページに他のおすすめ商品を掲載することで、本来なら買ってもらえなかった他の商品やサービスのリピート購入を促せます。
ファン化・回遊性の向上
サンクスページにSNSアカウントやメルマガ登録へのリンク、またおすすめのブログ記事などへのリンクを設置することで、継続的にフォローしてもらうことが望めます。またサンクスページを通じてサイトの回遊性も向上し、魅力あるコンテンツを見てもらうことでWebサイトのファンになってもらうことができます。
お問い合わせフォームのサンクスページに載せるべき要素と例文
次に、お問い合わせフォームのサンクスページに掲載するべき要素と例文をご説明します。
お問い合わせが完了しました
【例文】お問い合わせいただきありがとうございます。お問い合わせは正常に受け付けられました。
自動返信メールをお送りしました
【例文】お問い合わせ内容を確認いただくため、自動返信メールをお送りしました。ご登録いただいたメールアドレスをご確認ください。
自動返信メールが届いていない場合の対処法
【例文】自動返信メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダにメールが振り分けられてしまっていないかご確認ください。それでも届かない場合は、お手数ですが再度お問い合わせいただくか、下記連絡先までお電話にてお問い合わせください。
電話番号:00-0000-0000(受付時間 平日9:00〜17:00)
お返事は~営業日以内にお送りします
【例文】お問い合わせ内容に対する回答は、通常●営業日以内にご連絡差し上げます。お急ぎのご用件やご不明点があれば、下記連絡先までお電話にてお問い合わせください。
電話番号:00-0000-0000(受付時間 平日9:00〜17:00)
これらの要素を含めることで、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、迅速で丁寧な対応が可能となります。
ECサイトのサンクスページに載せるべき要素と例文
ECサイトのサンクスページには、次の要素が含まれると良いでしょう。また、それぞれの要素に対する例文をご紹介します。
ご注文を受付けました
【例文】ご注文いただきありがとうございます。お客様のご注文は正常に受け付けられました。
自動返信メールをお送りしました
【例文】注文内容を確認いただくため、自動返信メールをお送りしました。ご登録いただいたメールアドレスをご確認ください。
自動返信メールが届いていない場合の対処法
【例文】自動返信メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダにメールが振り分けられてしまっていないかご確認ください。それでも届かない場合は、お手数ですが再度お問い合わせいただくか、下記連絡先までお電話にてお問い合わせください。
電話番号:00-0000-0000(受付時間 平日9:00〜17:00)
アップセル・クロスセルの訴求
【例文】おすすめ商品やセール情報などもご覧いただけます。また、お得なセット商品や人気アイテムもあります。一緒にご覧いただければと思います。といった文言と併せてバナーなどで視覚訴求力をさらにアップさせると良いでしょう。
SNS・メルマガへのリンク
【例文】ショップの最新情報やお得な情報をお届けするために、SNSやメルマガにご登録いただければ幸いです。公式SNSアカウント(Facebook、Twitter、Instagram)をフォローいただくか、メルマガにご登録ください。
これらの要素を組み合わせることで、ユーザーにとって分かりやすく、有益なサンクスページが作成できます。
まとめ
サンクスページは、しっかりと役割を理解して運用すれば、ユーザーへ感謝を伝えるのはもちろん、売上を伸ばすことができます。まだ設置していない場合は、他社のサンクスページを参考に、自社専用の文章を考えていきましょう。
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