今すぐ使える!SEO対策 第2回「alt属性」
Webサイトを作成するにあたって、
グラフや表、写真等の画像の利用は欠かせません。
どんなに重要な内容を示すものであっても、
YahooやGoogleなどの検索エンジンは、
それがどんな画像かを認識することができません。
alt属性は、そんな画像ファイルの内容を説明するためのもので、
以下のように<img>タグ内に記述されます。
<img src=”example.jpg” alt=”画像の説明” />
alt属性として記述した文は画像の代替テキストとなり、
画像が表示されなかった時に代わりに表示されるテキストや、
音声ブラウザで読み込まれるテキストとなります。
Googleのウェブマスター向けヘルプセンターに、
alt属性について以下のような記述がありました。
ALT属性の説明をわかりやすく正確なものにする。
不適切な例:
<img src=”puppy.jpg” alt=”” />適切な例:
<img src=”puppy.jpg” alt=”子犬” />最適な例:
<img src=”puppy.jpg” alt=”木の枝を取って戻ってくるゴールデンレトリーバーの子犬” />避けるべき例 (不正なサイトと見なされる可能性がある):
<img src=”puppy.jpg” alt=”子犬 赤ちゃんの犬 小さな子犬 レトリーバー ラブラドール 大型猟犬 猟犬 ポインター ジャックラッセル テリヤ ドッグ フード ドッグフード 安い 子犬の餌” />
(http://www.google.co.jp/support/webmasters/bin/answer.py?answer=70928&ctx=sibling)
altタグを入れていても、その画像についての説明として、
上記の例でいう「子犬」のような1つの単語のみを記述しがちですが、
Googleは「木の枝を取って戻ってくるゴールデンレトリーバーの子犬」というような、
画像についてかなり詳細な説明を記述することを『最適な例』として示しています。
このような形で、画像の説明文の中に検索キーワードをうまく使うことで、
SEO対策を取ることができます。
しかし、Googleが避けるべき例として示すように、
キーワードを詰め込みすぎるとスパムと認識される可能性もあります。
また、画像と全く関連性のないキーワードを記述することも厳禁です。
SEO対策のために無理やりキーワードを詰め込むよりも、
あくまでアクセシビリティの観点から、画像の説明として
適切な説明文とキーワードをうまく記述することが重要です。
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