SEOキーワードの選定支援ツール
厳密に言うと、この作業だけではSEOの意味はありません。
あるキーワードで1位に表示されたとしても、実際にそのキーワードで検索するユーザーがいない限り、そこからサイトに訪問されることはないからです。
しかし、あまりにも検索ニーズの高いキーワードで上位表示を狙っても、中小規模のサイトでは、歴史のある大規模なサイトに勝つのは難しい場合がほとんどです。
そこで、「検索ニーズが高く、競合するサイトの少ない」キーワードを選ぶことが必要になります。
今回は、そんなキーワードを探し出すための手助けとなるツールをいくつか紹介したいと思います。
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入力したキーワードの「関連キーワード」と、それぞれキーワードについての「競合する広告主」「前月の検索ボリューム」「過去12か月の平均検索ボリューム」を確認することができます。
Googleが検索データを元に提供しているツールなので、信頼性のある正確な数値を把握することができます。
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■フェレットプラス(無料 ※会員登録が必要)
入力したキーワードの「月間検索回数」と、そのキーワードとの組み合わせからなる検索キーワードを調べることができ、また、GoogleとYahoo!それぞれのKEI値を調べることもできます。
※KEI値…「キーワード有効性指標」
KEI値が大きい = 月間検索数の割に検索結果のページ数が少ない
= 競合が少なく、上位表示させやすい
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■UnitSearch(無料)
Yahoo! の検索データを元に、入力したキーワードの「関連検索ワード」を表示させるツールです。
検索ニーズなど、具体的な数値の確認はできませんが、どんなキーワードが考えられるのか見当がつかない時などに、ニッチなキーワードを探し出すことができます。
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■キーワードハンター(有料)
クロスリスティング社が提供する提携ネットワーク(Excite、goo、BIGLOBE、@niftyなど)の検索データから、検索されているキーワードの実数を知ることができるサービスです。
検索データは毎月1回最新の情報に更新されており、キーワードの直近1年間の月間検索数を調べることもできます。
※キーワードハンター 検索結果サンプル画面より
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繰り返しになりますが、SEOでは「検索ニーズが高く、競合するサイトの少ない」キーワードを見つけることが重要です。
それぞれのツールに長所がありますので、うまく使いこなして自社のサイトに合ったキーワードを見つけてみてください。
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