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今さら聞けない!スマホ対応の重要性

2021.02.16 Posted by

インターネットが発展した現代では、誰しもがスマートフォンを持つようになりました。また、スマートフォンの普及に伴い、ホームページにおいてもスマホ対応することが当たり前になってきています。

しかし、中にはまだスマホ対応していないホームページも存在します。皆さんが運営しているホームページはどうでしょうか?まだスマホ対応していない場合は、多くのデメリットが生じている可能性が高いです。

「見づらくても見えればいい」「そもそもスマホではあまり見られていないから」と思っている方は要注意です。今回は、そんなスマホ未対応の方に向けて、「スマホ対応の重要性」や「スマホ対応しないことのデメリット」を紹介していきます。

スマートフォンの普及

冒頭で述べた通り、現代社会では、ほとんどの人がスマートフォンを所有しています。パソコンでインターネットを利用する機会よりも、スマホでインターネットを利用する機会の方が圧倒的に多いでしょう。

実際、総務省の「令和元年版 情報通信白書のポイント」によると、世帯におけるスマートフォンの保有割合(79.2%)は、パソコンの保有割合(74.0%)を上回っています。さらに、個人におけるスマートフォンの保有率は64.7%だそうです。スマホの保有率は年々上がっており、今後も上がり続けることが予想されます。

参考:
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd232110.html

スマホ対応しないことのデメリット

それでは次に、ホームページがスマホ対応されていないことで生じるデメリットについて、説明していきます。

ユーザビリティの低下による機会損失

ユーザビリティの低下による機会損失01

上述の通り、スマホが普及している社会においては、ユーザーはパソコンではなくスマホを使ってインターネットを利用します。当然、ホームページにおいても、パソコンではなくスマホから閲覧するユーザーが多くなるでしょう。

ゆえに、現代における全てのホームページは、スマホ対応をしておく必要があります。スマホ対応をしていない場合、パソコン用のページがそのままスマホの画面に映し出されるので、以下のようなデメリットが生じます。

  • 単純に見づらい
  • ページの操作性が悪くなる

まず、「単純に見づらい」という問題が生じます。スマホ対応していないホームページをスマートフォンで見た場合、パソコン用ページの横幅を無理やりスマホ画面に合わせた状態でコンテンツが表示されます。そのため、文字や画像が小さくなったり、デザインが崩れたりします。ユーザーは、いちいち指で画面を拡大させてコンテンツを閲覧しなければなりません。

ユーザビリティの低下による機会損失02

また、スマホ対応していないホームページは、当然、スマホでの操作を想定して作られてはいません。ゆえに、スマホで閲覧した際に、操作性が非常に悪くなります。「送信ボタンが小さくて押しづらい」「意図せずしてリンクを押してしまった」「お問い合わせフォームはどこにあるの?」このような問題が生じてしまうわけです。

以上のように、スマホ対応していないホームページは、ユーザビリティが低くなります。ストレスを感じたユーザーは、すぐにページから離脱してしまうでしょう。

スマホ対応していれば読まれていたはずのコンテンツも、スマホ対応していないがために読まれなくなってしまうのです。つまり、スマホ対応をしなければ、機会損失を増やし続けることになります。

検索順位が落ちる可能性がある

検索順位が落ちる可能性がある

スマホ対応しているかどうかは、ホームページの検索順位にも大きな影響を及ぼします。

以下の2つのキーワードについて、理解を深めておきましょう。

  • モバイルフレンドリー
  • モバイルファーストインデックス

モバイルフレンドリーについて

スマホユーザーの急激な増加を受けて、検索エンジンの仕様も徐々に変わってきています。

Googleは、2015年2月26日、スマホからの閲覧に最適化していないホームページについて、検索順位を下げる旨を発表しました。なお、スマホからの閲覧に最適化していることを、「モバイルフレンドリー」と言います。

そして、同4月21日には、モバイルフレンドリーなホームページであるかどうかが、検索順位の決定要因に追加されました。

これにより、「スマホ対応していない」というだけで、検索順位が落ちる可能性が非常に高くなりました。

モバイルファーストインデックスについて

また、Googleは、2016年に「モバイルファーストインデックス(MFI)」という施策を発表し、徐々に適用しています。

モバイルファーストインデックスとは、「パソコン用ホームページではなくスマホ用ホームページをページ評価の基準にする」という施策です。

これまでGoogleは、パソコン用のページをもとにコンテンツの質を見極め、検索順位を決定していました。しかし、モバイルファーストインデックスが適用されたことにより、全ての判断はスマホ用のページをもとに行われるようになりました。

ゆえに、これからのホームページ運営において、スマホ対応は必要不可欠だと言えます。

今からやるべきこと

今からやるべきこと

スマホ対応には様々な手法が存在しますが、代表的なものは以下の2つです。まだスマホ対応していない場合は、どちらかを実践してみてください。

  • レスポンシブデザインでのスマホ対応
  • スマホ専用ホームページを作

レスポンシブデザインでのスマホ対応

レスポンシブデザインとは、「ブラウザの画面サイズに合わせてレイアウトを変えるようなWebデザイン」のこと。スマホ対応における最も一般的な手法でもあります。

パソコン用のCSSとスマホ用のCSSを用意するだけなので、管理も難しくありません。HTMLファイルや画像については同じものを使います。

スマホ専用ホームページを作る

パソコン用のホームページとは別にスマホ用のホームページを作る、という方法もあります。

スマホからの閲覧に特化してデザインを組めるので、当然モバイルフレンドリーなホームページを作ることができます。

しかし、パソコン用とスマホ用のホームページを別々に作成し、別々に管理しなければなりません。ゆえに、一定の手間や費用がかかります。

まとめ

スマホ未対応の方に向けて、「スマホ対応の重要性」や「スマホ対応しないことのデメリット」を簡単に紹介しました。

スマホが普及した現代において、ホームページをスマホ対応させることは必須だと言えます。ユーザーの離脱を減らすためにも、また検索順位を落とさないためにも、ぜひスマホ対応を行ってください。

 

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