「この会社、最近よく目にするな」と簡単に思わせる方法
2016.07.08
人間は、繰り返し聞いたものを真実だと認識しやすいのだそうです。
それが本当か嘘かに関わらずです。
しかも、それをどれだけ聞きなれているかが大事なので、100人から1回ずつ聞いても1人から100回聞いても同じ!なんだそうです。
■人間のこの性質は、あらゆるところで実証されていて、プロパガンダでもよく利用されます。
最も上手なのが広告業界です。
「これ知っている!」という状態を作るのが、非常に上手。
ロゴマークや、ソフトバンクのCMの“お父さん”みたいな象徴的なアイコンを、ちょっとずつ表現を変えながら、いろいろな場所で目にするように展開しますよね。
まるでそれが流行っているような、みんなも使っているような気がしてきます。
■これをやろうとすると莫大な資金がかかるような気がしてきますが、ネット広告ではスタートアップしたばかりの小規模企業でも展開可能な広告手法があります。
「リマーケティング」というものです。
リマーケティングとは、
一度、自社のサイトを訪問した人のブラウザに訪問履歴(クッキー)を残し、その訪問履歴のある人にだけ、その人を追いかけるように広告を出す
というものです。
あなたも、ショッピングサイトや旅行サイトを訪問したら、
その後、ニュースやブログなどを見ているときに、追いかけられるように広告を見かけるようになったという経験があると思います。
それがリマーケティングという仕組みです。
リスティング広告における「ディスプレイ広告」と言われる広告の1つです。
■先日も打合せ先の会社の社長と話をしていたら、社長が
「最近競合がメチャメチャ広告出しているんだよね」
と言うので調べてみたら、やっぱりリマーケティングでした(^^;
■リマーケティングは、キーワード広告などのリスティング広告をやらないと出稿できないと思っている人が結構いるのですが、
実はリマーケティングだけでも出稿できます。
興味のあるけど、自分では運用したくないという方は、お声がけください。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。