ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

自分に酔ったサイトになっていないか

2016.05.31

今、あまり有効活用できていないこのサイト↓をリニューアルしようと
http://www.weblab.co.jp/smartphone/
入社半年の社員に課題としてプランニングさせました。
2週間前に、あまりにもプランが稚拙だったので、やり直しを命じ、先週、金曜日に発表してもらいました。
だいぶ良くはなったのですが、これがクライアントの案件だったらまだまだ客先には出せないクオリティです。
特に致命的だったのが、トップページの画面構成案でした。

■私は、もう20年近くこの仕事をしているので、サイトを見ると、このサイトは“分かっている人”が設計したな、とかこの人はあまり考えてないな、といった感じで、設計者の経験値や意図が大体分かります。

■先週、新米社員が出してきた構成案は、典型的なダメ構成案でした。
何がダメかというと、自分が言いたいことばっかりで、自分の企画に酔った構成案だった点です。
それが許されるのは趣味のサイトだけです。

■トップページ(及び全てのLP)はユーザーを立ち止まらせて、読み進んでもらうことが役目です。
立ち止まってもらうためには、ユーザーが知りたいこと、興味あることを目の前に提示し、「これ気になるな。続きを読んでみよう」と思ってもらわなければなりません。
そのためには、自分が言いたいことではなく、ユーザーのニーズに沿ったメッセージでなければなりません。

■新米社員に、次のような質問をしてみました。

・このページに来る人ってどんな人?
・このページにくる人のニーズは?
・どんなキーワードを検索して来るの?
・何を語りかけたら振り向くの?
・このサイトに何を期待しているの?

■SEO対策のキーワード選びも、サイトマップ作りもトップページの構成案も基軸はいつも“お客さん”です。
お客さんの気持ち、お客さんの見ている風景に想いを馳せてください。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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