ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

コンバージョンしたユーザーのページ遷移を調べる方法

2016.05.26

昨日のメルマガで、「コンバージョンした人達は、どういう経路でコンバージョンに至ったかを把握しておく」のが大切と書きました。
そうしたら、何人の方から「どうやってそれを調べれば良いか教えて欲しい」というご質問をいただきました。

良い質問です!

■最近Google Analyticsに非常に良い機能が追加されたんです。
「ユーザーエクスプローラー」という機能です。
これを使うと、訪問者一人一人のページ遷移が分かるんです。
ですから、ここを見れば、最後にコンバージョンした人が何回目の訪問で、どこのページを経由してコンバージョンしたかが、よーく分かります。

■ユーザーエクスプローラーの使い方は次の通りです。

  1. Google Analyticsにログインし左メニューのユーザーの中にある「ユーザーエクスプローラー」をクリック
  2. ユーザーの一覧が出てきます。
    表の上部項目にある「コンバージョン率」をクリック
  3. そうするとコンバージョンしたユーザーが表の上部に来ます。
    コンバージョンしたユーザーのユーザーIDをクリック

そうすると、そのユーザーがどのページを経由してコンバージョンしたかが表示されます。

■非常に分かりやすくて、見ていると本当に面白いです。
なかなか決断できずに、いろいろとページを回遊した挙句、3回目ぐらいの訪問でやっと決断するユーザーもいれば、ろくにサービス案内など見ずに問合せしているユーザーもいます。
まだ見たことがないという方はぜひ見てみてください。
自分が思っていた動きとは全然違ったりするので勉強になりますよ。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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