ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

台湾旅行とGoogle ハミングバード

2019.04.15

先々週、家族で台北に行きました。
毎年春休み家族旅行に行くのですが、子どもたちも大きくなっていくと(高3と中1です)、なかなか家族の予定が合わず、2泊3日しかとれませんでした。
日本は一通り行ったので、今年は海外に行きたいと言うので、2泊3日で行ける海外ということで、台北に行くことになりました。

 

■台湾、とても気に入りました。
夜市という屋台村みたいな場所があちこちにあるのですが、美味しくて安い!
お店の人は簡単な日本語を話せる人が多いし、漢字文化なので何となく標識の意味とかも分かります。
今度は台中や台南にも行ってみたいです。

 

■それにしても、久しぶりにツアーではない海外旅行に行きましたけど、昔に比べて本当に便利になりました。
昔は『地球の歩き方』を読み込んで、大事なところにマーカー引き、それを片手に歩き回っていましたが、今はほとんと知りたい事はネット検索で出てきます。

 

■特にここ最近のGoogleは、こちらの検索意図をよく汲んでくれるようになったと感じます。
どこで台湾元に換金しようかなと思って「台湾元 換金」と検索したら、一番お得なのは現地空港だという情報が載っているページが一番上に出てきて、とても助かりました。

 

■検索順位だけでなく、検索者のニーズに合わせて表示内容そのものを変えてきたりもします。
例えば、台湾で買い物する際に、日本円への為替レートが気になる訳ですけど、「台湾元 レート」と検索すれば、検索結果の一番上に今1台湾ドルが何円なのか表示してくれます。検索結果をクリックする必要すらありません。

 

■このように今のGoogleは、検索者の意図というものをものすごく意識した検索結果を表示します。
この傾向が特に強くなったのが、Googleが“ハミングバード” というAIを導入してからです。
このAIの導入が発表されたのは、もう6年位前で、その当時はそれほど大きなインパクトを感じませんでした、AIは情報が集まれば集まるほど賢くなりますから、最近は加速度的に賢くなっている気がします。

 

■私は仕事柄、いろんな人から「検索結果の上位に表示するにはどうすれば良いの?」と聞かれます。
以前は「検索者が入れたキーワードに関連する情報をとにかくたくさんアップしてください」と、その“情報量”を強調した言い方をしていました。
今もそれは全く的外れだという訳ではないのですが、今はどちらかと言うと、量よりも質、更に言えば、検索者の検索意図に沿うページを作るようにしましょう!と言っています。
この“検索者の検索意図”に沿うページってどんなページなのよ!って話ですけど、わかりにくいですよね。
わかりにくいんですよ(^^;
だってキーワード毎に違うのですから。
だから、“検索者の検索意図”ってこんな感じかな!? って思っても、それって本当に正しいのか、自信が持てない時も多々あります。

 

■そんな時は、そのキーワードで上位に出ているページの内容や構成をよーく観察してください。
そうしたら、そのキーワードでどんなページが上位に出ているか、傾向が何となく分かってきます。
それが分かったら、あとは上位に出ているページよりもさらにその検索意図に対してもっと良いページを作るというのが、そのページの王道のSEO対策になります。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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