トップページの役割
毎年、新卒向けのサイト設計に関する研修でこんな課題↓を出します。
トップページの役割は何ですか?一言で答えなさい。
(ただし1枚もののLPは除く)
つづきを読む前に、あなたも少し考えてみてください。
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いろいろと思いつくと思います。研修でもいろいろな回答が出てきました。
・何のサイトかを伝える
・より深く見てもらうためにサイトの魅力を伝える
読む価値があるサイトだと思ってもらう
・どんなコンテンツがあるか、サイト全体を把握させる
(目次のような役割)
・ユーザーに伝えたいメッセージを伝える
全部正解です。
あなたが出してくれた答えもきっと正解です。
■そしてこれら全ての答えは恐らく1つの役割に収斂されます。
トップページの役割を一言で言えと言われたら、こうなります。
それは
“次のページを読ませること”
です。
■何のサイトかを伝えても、どんなコンテンツがあるかを把握してもらっても、結局、次のページを見てもらえなければトップページとしては失格です。
トップページは、次のページを見てもらう、
次のページは、その次のページを見てもらう
のが役割です。
次のページを見たくなるための写真であり、キャッチコピーです。
御社のWebサイトのトップページはお客さんが、次のページを見たくなるものになっていますか?
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。