ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

新規事業の調査ってどうやってるの?

2016.04.20

新規事業の調査ってどうやってるの?

本日はちょっと変わったご質問をいただきましたので、回答してみたいと思います。

↓↓↓質問ここから↓↓↓

新規事業を立ち上げます。拠点もこれから決めるのですが、競合の多さや、潜在顧客の多さ等、どうやって調べ(決め)れば良いと思いますか?

↑↑↑質問ここまで↑↑↑

あなたならどのような回答をしますか?続きを読む前に少し考えてみて下さい。

■ちょうど、私も今、新規事業を立ち上げているところです。この質問への回答は、恐らく、新規事業の規模やレベル感によって変わってくると思います。
いきなり何億もの資金を投じて行う新規事業なら、それなりの調査機関に依頼した方が良いですが、今回は、せいぜい数百万以内の資金で始める新規事業という想定で回答します。

■競合の多さについては、これはもうネットで調べられますよね。今どき、相当アナログな業界で無い限りはどの企業もWebサイトを持っています。ですから、検索エンジンで調べてください。Webサイトを立ち上げる時と一緒です。検索エンジンで調べたら、比較表を作っていきます。
私も、今、新規事業立ち上げにあたって比較表を作っています。これを作ると、自社が狙う業界でどんなポジショニングをとっていけば良いかなども見えてきます。

■潜在顧客の多さについては、この質問を読む限りは、拠点選びをするにあたって、潜在顧客が多い場所の選び方を聞きたいのでしょうか?
一応、そういう想定で回答しますが、これは、仮説を立てて、手に入る数値から推論し、概算数値を出すしかないと思います。
いわゆる“フェルミ推定”ってやつです。
その上で、その推論が外れてもすぐに次の推論を試せるような身軽な事業展開をしていくと良いのではないでしょうか。

例えば、当社は1月から大阪に事業所を出しました。単純に、東京・神奈川に次いで法人数が多いからなのですが、本当に、当社のクライアントになりうる企業が多いのかは、今も確信が持てていません。
実は、大阪に事業所を出す前から、当社は大阪よりも京都や兵庫のクライアントの方が多かったのです。
ですから、もしかしたら京都に移す可能性もあると思い、大阪の事務所は、かなり身軽な規模で展開しています。要はテストしてみないと分からないということです。

■あまり慎重すぎても機を逸してしまいますよね。
「リーンスタートアップ」という言葉がありますが、失敗しても大丈夫な規模でスピーディにどんどんチャレンジしていくのが、今どきなのかなと思います。

ご質問ありがとうございました!

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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