ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

社名にSEOキーワードを入れるってどうなの!?

2017.06.08

質問新規事業を立ち上げます。
社名もこれから決めるのですが、社名やサイト名を決める時、SEOキーワードを意識したものにすべきでしょうか?

 

確かに、社名にキーワードを入れるのはSEOに有利な点はあります。SEOの内部対策としても、タイトルタグや文中に自然にキーワードを入れられるし、外部対策としても、外部のサイトから社名でリンクを張ってもらう時に、リンクテキストに必然的にキーワードが入りやすくなります。

 

社名にSEOキーワードが入っている有名な会社というと、私がぱっと思いつくのが「株式会社日本M&Aセンター」です。

東証一部に上場している成功企業です。
この「日本◯◯センター」というネーミングは、ゲリラマーケティングを勉強した人達の間で一昔前に流行りました。

 

あとは、人名や地名+業種名というパターンですね。
「鹿島建設」とか「大塚製薬」とか。
財閥系も「住友不動産販売」のような名前が多いです。

 

一方で「SONY」「アマゾン」「楽天」のようなネーミングなんかは、私はすごくカッコイイなと感じます。
短いので覚えやすいし、インパクト十分。
一旦覚えたら絶対に忘れません。
同業他社との差別化にもなります。
ブランディング的には、こういう名前が正解なのでしょう。

 

ですので、短期のサイト集客的にはSEOキーワードを入れた方が有利かもしれませんが、長期的なブランディングを考えると、SEOキーワードだけにフォーカスするのは必ずしも良いとは言い切れません。
(社名ではなくて、集客目的に割り切ったサイトの名前だったら、SEOキーワードを入れた方が良いと思いますが )

 

ちなみに、私が「サイト職人」の名前を考えた時は、次の4つの条件を満たせるように考えました。

  1. サービス内容がイメージできる
    少なくともWeb制作に関係する何かだと思ってもらえるように意識しました
  2. 同業他社と被らない
    お客さんから見て紛らわしい
  3. 商標登録が可能
    意外と気にしない人が多いのですが、絶対に気にしないと駄目です。
    そして、決まったらきちんと商標登録しましょう。
  4. ドメイン取得が可能
    .com、.jp、会社名の場合は.co.jp のいずれかでドメイン取得が可能なもの

上の4つの中で(2)から(4)は絶対に意識しないといけないですが、(1)については、ビジョンや目的を優先している企業も多いですね。

 

例えば、アマゾンなんかは、アマゾン川のように広大なシェアを穫れるようにという願いを込めて付けられたそうです。

 

最終的には、その名前を自分が長く愛せるかどうかが一番大事ではないかと思います。

 

追伸)
こんなサイト↓も参考になるかもしれません。
「ブランド・社名・ロゴマーク由来辞典」

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

オリエンシートダウンロード

採用サイト 絶対に外せない5つのチェックポイント

オリエンシートダウンロード

CONTACT

お電話でのお問い合わせ

03-5366-3277

受付時間:平日9:30〜18:30

メールフォームからのお問い合わせ

お問い合わせ(東京本社)

PAGETOP

Document資料請求

Contactお問い合わせ