発注主とホームページ制作会社とのトラブル
発注主とホームページ制作会社とのトラブルの話をたまに聞きますが、どんなことがありますか?それを防ぐにはどうすれば良いですか?
どんなトラブルが多いか事前に知っておくことが大切です。
最終的には“人”ではないでしょうか。
どんなに経験があっても熱意が無い担当者よりは、経験が無くても情熱のある若手の方が良い仕事をしてくれるかもしれません。
ホームページ制作は、確かな商品がある訳ではありません。制作中は何度もやりとりが発生しますから、コミュニケーションがとりやすいということも、ホームページ制作会社を選ぶ上で、大切な要素です。
ちなみに、OK WaveやYahoo!知恵袋のようなサイトを見ると、次のような相談があります。どういうトラブルがあるのかを事前に知っておくことも大切です。
■ ローンのプランに関するトラブル
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1229769607
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1122406666
http://okwave.jp/qa/q2543332.html
リースそのものが問題ではなく、リース契約の内容をきちんと把握していないことが問題です。リースを検討している方は、初期費用だけでなく、リース契約期間全体を通して、リースを使う場合と使わない場合でどの位差があるのかをしっかり把握してから契約しましょう。
また、途中解約は可能かも確認が必要です。この業界の流れは速いです。作ったホームページが本当に5年間使えるのか、途中でリニューアルしたくならないかどうかも冷静に判断してください。
■ FTP情報を教えてもらえない
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1331134768
普通はありえないです。
■ 前金支払い後に制作会社が閉鎖された
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1019264360
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1114755526
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1213157617
http://okwave.jp/qa/q4183146.html
http://okwave.jp/qa/q4421081.html
ホスティングサーバやASPサービスでは先に物理的な仕入れや設定作業が発生するので初期費用は一般的ですが、大きな金額のホームページ制作費を前金で支払うことには慎重になるべきです。
大きなプロジェクトの場合は、フェーズ分けをするなどして、必ず何らかの納品後に支払いを行うようにしましょう。そうすれば、万が一、制作会社が閉鎖されても、その納品物は、引き続き別の制作会社に引き継ぐことができます。
■ 事前に見積り提示が無く、制作後に請求書が来た
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1220595012
作業前に必ず作業内容と金額を確認しましょう。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。