ターゲット1人1人に合わせた広告配信
ダイナミックリターゲティング広告とは?
2016.04.05 Posted by Tanaka
はじめに
ダイナミックリターゲティング広告や、動的リマーケティング広告という言葉を耳にしたことはありますか?マーケティング関係のお仕事に就かれている方、マーケティングに詳しい方ならご存じかもしれませんね。
どちらもカタカナでイメージしにくいため、どこに違いがあるのか、はたまたどのような概念なのか、あまりよくわからないという方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ダイナミックリターゲティング広告と動的リマーケティングとの違いや概要についてご説明したいと思います。
リターゲティングとリマーケティング
最初に、リターゲティングとリマーケティング、これら二つの概念について明確にしておきましょう。リターゲティングとは、検索サイトやバナー広告から訪れたユーザーのその後の行動を追跡し、再び表示させる広告の一つです。
一方のリマーケティングは、Google Adwordsによれば” Webサイトにアクセスしたことのあるユーザーに広告を表示できる機能です。このようなユーザーが Google ディスプレイ ネットワークの他のWebサイトにアクセスしているときに広告を表示できます。” と書かれています。
基本的な概念として、リターゲティングとリマーケティングに違いはありません。
リマーケティングはGoogle独自の呼び方となっているだけであって、両者は同じであると考えることができます。
ダイナミックリターゲティング広告・動的リマーケティング広告とは?
ダイナミックリターゲティング広告と動的リマーケティング広告は、どちらもユーザーひとりひとりに合わせた広告配信が可能です。ダイナミックリターゲティング広告は、リターゲティング広告にブラウザを活用することで、従来のリターゲティング広告よりも精度の高いマーケティングが可能となります。
すなわち、よりユーザー一人一人の潜在的なニーズをくみ取った広告表示がされるわけです。ユーザーにとってみれば、気づかないうちに自分のニーズを察知した広告が表示されており、違和感をほとんど感じないでしょう。
では次に、動的リマーケティング広告に注目しましょう。
動的リマーケティング広告は、その名の通り「動的」に「リマーケティング」ができる広告です。動的とは、すなわち、ユーザーのWeb閲覧履歴に合わせて行える、ということを意味します。従来のリマーケティングを一歩進め、ユーザーが過去に閲覧した商品やサービスを含んだ広告表示がされるようになります。ユーザーごとにカスタマイズされたメッセージが使用され、過去の訪問者を呼び戻し、販売につなげます。
つまり動的マーケティングでもダイナミックリターゲティング広告と同様、ユーザーの志向に合わせた広告表示がされるのです。結論を言えば、両者に大きな違いはありません。概念として上述のことを押さえておけば、マーケティングの参考にもなるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。リマーケティング広告とリターゲティング広告、そしてそれらを発展させたダイナミックリターゲティング広告と動的リマーケティング広告についてご説明しました。
どちらも今後の企業のマーケティング手法としては、注目度を高めていくことは間違いないでしょう。ポイントをしっかり押さえて、活用していけるといいですね。
関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。
2024.07.24
2024.01.25
2023.12.07