会社説明会をオンデマンド動画にしてみた結果
やっぱり採用はマーケティングなのですね。
■今年も当社は新卒採用を実施しました。
今日、最後の二次面接があるのですが、それでおよそ5ヶ月間に渡る長かった採用活動が終了です。
特に今年は“数”ではなく、本当に良い人だけを2〜3名採れれば良いという意識で望みました。
コロナ禍の影響で例年とは全く違う採用活動をしたのですが、その結果、例年よりも本エントリーしていただいた母数は減りましたが、面接に残った学生の質が上がり、結果的に面接効率も良かったと思います。
当初、会社説明会も、3月から5月にかけて、本社の会議室で7回実施予定でしたが、3月に中旬に実施した1回目を最後に、全てオンデマンドの動画会社説明会に切り替えました。
また、グループワーク選考と1次面接、筆記試験&適正検査もオンラインで行い、最終の二次面接のみ、緊急事態宣言が解除された6月以降に実施してきました。
図にするとこのようになります。
動画会社説明会を見た後の本エントリーでも、入力フォームに結構な質問数を設け、履歴書には書かないようなことを書いてもらいました。
例年は、会社説明会に参加すると自動的にエントリーになりましたので、それに比べると、80分の動画をちゃんと見て、本エントリーフォームを入力しなければならなくなり、ハードルがだいぶ上がったのだと思います。
逆に地方の学生にとっては距離のハードルが下がったはずです。
結果的に、真面目でモチベーションの高い人だけが面接に残ってきたのでしょう。
■しかも、この仕組みによって、いつでも動画会社説明会を閲覧してもらえるので、やろうと思えば通年の中途採用でも会社説明会が可能になりました。
また、新卒採用に関しては、昨年、経団連が就活ルール廃止を打ち出したことをうけ、少しずつ今までのような一斉就活のような形ではなく、通年採用が導入されていくのだろうと思うので、そうなった時にも利用できそうです。
■コロナ禍によって、仕方なく導入したこの仕組み。思ってた以上に準備に時間がかかり四苦八苦しましたが、結果として、当社の採用のバリエーションを増やしてくれる結果になりました。
もし、このような動画会社説明会とオンライン面接の仕組みにご興味がございましたらご連絡ください。
また動画会社説明会は、御社の魅力をしっかり引き出した採用サイトとセットで導入いただくと、より効果を発揮できます。
関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。
山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。