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お天気情報をWebサイトに掲載したい。そんなとき役立つツールを紹介

2016.11.18 Posted by

※2023年7月26日に一部内容を更新しました

 

お天気情報をサイトに掲載したい。そんなとき役立つツールを紹介

お天気情報をWebサイトに掲載したい。実はクライアントからこのようなリクエストを受けることって、多々あるんです。

大手ポータルサイトはもちろん、新聞社などが配信しているニュースサイトにはどこかしらに天気情報コーナーがあるので、自社サイトにも入れたい!と思われる方が出てくるのは自然と言えば自然です。が、実はウラでは結構なお金がやり取りされているんです。また、方法によってはいろいろと猥雑さをはらんでくることも…。

そんな少々厄介なお天気情報ですが、自分のWebサイトに掲載する際に役に立つツールが存在します。今回はそれをご紹介します。

ブログパーツを使おう!

自分のブログにお天気情報を掲載したい場合、ブログパーツを使うのが便利です。

1.Booked.jp

https://booked.jp/widgets/weather

使い方は簡単で、好きなウィジェットを選択し、幅、言語、場所をカスタマイズしたらあとはHTMLをコピペするだけで
簡単にWebサイト上に反映することができます。

2.Weather-GPVブログパーツ

http://weather-gpv.info/parts/bparts.php

→詳細予報(雨量・雲量,気圧・風速,気温・湿度、沿岸波浪のいずれかを表示

そんな時はぜひ、APIサービスを利用して、独自のお天気情報をWebサイトに掲載してはいかがでしょうか?

ただし、このようなブログパーツは、デザインのカスタマイズができないのが難点です。加えて商用利用できないものもあり、ブログパーツという特徴を考えても、利用勝手はあまりよくありません。

ブログパーツじゃなくて、もっとWebサイトに寄せて利用できるお天気情報はないの?とお考えの方も多いでしょう。

3.Yahoo!天気

http://weather.yahoo.co.jp/weather/promo/blogparts/

【特徴】

  • 全国約140か所の今日・明日の天気、気温の予報がわかる
  • 表示エリアを「全国」「地方」「都道府県」の3種類から選べる

※2023年7月26日追記:Yahoo!天気のブログパーツは現在サービスを終了しています。

【欠点】

  • ソースコードに編集、加工、改変などの変更禁止
  • 個人によるご利用であっても営利目的での利用禁止

4.ブログパーツCh.- ウェザーニュース

http://weathernews.jp/blogparts/

【特徴】

  • 4のブログパーツに分かれていて、天気予報、雨雲レーダー、気象衛星、ライブカメラをチャンネルそれぞれ利用できる
  • ブログの大きさに合わせ表示の設定ができる

※2023年7月26日追記:ウェザーニュースのブログパーツはサービスを終了しています。

 

APIサービスって?

そもそもAPIって何?という話ですね。APIはアプリケーションプログラムインターフェイスと言って、プログラミングの際に使用できる命令や規約、関数等の集合の事、つまり仕組みのことです。

たとえば天気のAPIであれば、天気データやそれを配信する仕組みをAPI化している企業がいるとします。そのAPIを外部に公開していれば、その企業以外も同様のAPIをWebサイトに組み込むことができます。

提供元と同じお天気情報をWebサイト内で表示することができますから、それをWebサイトを訪れたユーザー提供できるようになります。最近ではこうしたAPIを公開する企業が増えています。代表的なのはYahoo!とGoogleのAPIです。GoogleのコンテンツはほぼAPI化されています。また天気やニュースだけではなく、たとえばfacebook、Twitter、Google+、InstagramなどのSNS、Google Maps、ナビタイムジャパンなどの交通系など、生活を便利にするAPIがたくさんあります。

 

お天気情報を提供するAPI

お天気情報を提供するAPIをご紹介します。

無料のものと有料のもの、それぞれあります。無料の場合はあくまで個人利用に制限されており、商用利用はほぼ不可能です。

■無料ツール

1.Yahooデベロッパーネットワーク

http://developer.yahoo.co.jp/appendix/rate.html

【特徴】

  • 利用回数制限あり。上限回数を超えて更にリクエストを行った場合、403エラー
    ※商用利用不可

2.Livedoor天気

http://weather.livedoor.com/weather_hacks/webservice

【特徴】

  • 現在全国142カ所の今日・明日・あさっての天気予報・予想気温と都道府県の天気概況情報が閲覧可能
    ※商用利用不可

※2023年7月26日追記:Livedoor天気APIはサービスを終了しています。

3.OpenWeatherMap

http://qiita.com/nownabe/items/aeac1ce0977be963a740

【特徴】

  • 無料プラント有料プランがある。月180ドルのDeveloperプランでは3000calls/分まで利用でき、16日後までの天気予報を取得可能

■有料ツール

有料ツール=APIの利用料を支払う代わりに商用利用が可能になります。クライアントが法人の場合は有料APIを利用したほうが無難です。

1.コンテンツポケット天気API

http://contents-pocket.net/weather_api.html

【特徴】

  • 全国142地点の天気・気温・時間別降水確率、風や波の状態まで詳細な天気情報が商用利用可能で月額2万円

2.天気予報API

http://tenkiapi.jp/

【特徴】

  • 天気予報だけでなく、花粉情報や紫外線情報などを組み込むことも可能。そのほか、星空指数、汗かきしい数、鍋もの指数など独自の指数がオプション情報としてあり、クライアントの商品に合わせて利用できます。

3.KCCS API

http://www.energy-cloud.jp/

【特徴】

  • 気象予報データ、天気予報データ、暑さ指数予測データ配信機能を提供するAPI。初期費用は不要、使った分だけの従量課金となっています。

まとめ

お天気情報をWebサイト内で利用する場合、APIを利用すると便利です。その際、個人利用ならば無料で使えるものが多いですが、商用利用する場合は有料のAPIを使用したほうが安心ですし、カスタマイズできてより有効活用できるので、オススメです。

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