残っていませんか?低品質リンク
数年前は正しかったことが、今では間違っている。私たちが教科書で習った1192(イイクニ)作ろう鎌倉幕府、これが1185(イイハコ)作ろう鎌倉幕府に変わったなんて、みなさん知ってました?
今日はこれと同じようなお話しです。
いきなり検索順位が落ちた、その原因は?
一気に検索順位が落ちてしまって…。
SEO内部対策が主流となった最近でも、上記のようなご相談をいただくことがあります。
こうした相談を受け、実際にWebサイトの中身を調べてみると、あやしいWebサイトからの被リンクがいっぱい…ということが良くあります。
実はこれらの怪しい被リンクのせいで、検索順位が落ちてしまうケースもザラ。他サイトからのリンクをとにかくたくさん集めるという方法で、検索上位表示を目指していたWebサイトは要注意です!
「被リンク、数うちゃ当たる」も今は昔
数年前までは、SEO対策は外部対策が中心でした。
外部対策とはWebサイトの外から、Webサイトの価値を高めて検索順位をアップさせようとするもので、他のWebサイトからリンクを集めるいわゆる「被リンク」対策がさかんに行われていました。
Webサイトには、ブログや他社サイトにて紹介される等で、日々自然に他サイトからのリンクが集まってきますが、かつて行われていたSEO上の被リンク対策は、不自然な形の被リンク集めと言えます。
当時は被リンクの質など関係なく、とにかく被リンクの数が重視されていた傾向があります。他のサイトからリンクがもらえるならなんでもかんでも良い、ただ集めればいい、というやり方です。
こうして集められた被リンクの中には、低品質なWebサイトからのリンクが混じることが多々ありました。
低品質なWebサイトとは内容がほとんどなくドメインだけがあるようなWebサイトから、リンクプログラム、相互リンクで集めたもの、アフィリエイトプログラムからのもの、SEO会社などが作った自作自演サイトからのリンク、アンカーテキストが不自然(外車 人気 などアンカーテキストがキーワードだけといったもの)なもの、内容が陳腐、コピーコンテンツがたくさんあるなど、Googleのガイドラインに違反しているWebサイトを含め、低品質なWebサイトが被リンクとしてWebサイトに残ってしまっているかもしれません。
Googleが認めないリンクがたくさんあるとペナルティ発動
先ほど紹介したような低品質なWebサイトや、Googleの品質に関するガイドラインに違反しているようなWebサイトからの被リンクは、Googleからのペナルティを受けてしまいます。
そのペナルティとはスパムと判断され、検索順位が大幅に下がるということ。
現在のSEO対策はサイト内部のコンテンツ増量、オリジナリティあふれるコンテンツ、ユーザーに役にたつコンテンツ作りが中心となっており、被リンクが多ければ多いほどいい…という時代は終わりを告げています。
低品質なリンクがあると、逆にペナルティを受けてしまいますので、定期的に自社サイトの被リンクをチェックしましょう!
もしも順位が下がったら
まずはスパム的な被リンクが原因で順位が落ちたのか、そうでないのかを確認しましょう。
Search Consoleを使用した被リンクチェック方法を紹介します。
- サーチコンソールにログイン
- TOPページの左側のメニュー
Googleからのメッセージを確認 - サイトのリンクのデータを参照
「検索トラフィック」
>「サイトへのリンク」から
最も多いリンク元の詳細をクリック - サイトの中身を確認
- 低品質なリンクを削除
サイト運営者にリンクの削除を依頼する方法もありますが、Search Consoleでは、被リンクのチェックとリンクの否認を行うことができます。
GoogleがWebサイトを評価する際に、特定のリンクを考慮に入れないようにお願いすることができるのです。
「リンクの否認ルール」
からリンク否認の申請を行いましょう。否認まで数日間から数週間にわたる場合もあり、否認したハズのリンクが再度クロールされてインデックスに再登録されてしまう恐れがあります。
まとめ
ちなみに、もしもGoogleから評価されているWebサイトを誤ってリンク否認してしまうと、これまた検索順位が下がってしまうおそれがありますから慎重に作業してください。
とはいえ悪質なWebサイトからのリンクは百害あって一利なし!迷わず削除しましょう!
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