ドメイン選びとSEOの関係性
.com、.jpなど、ホームページを立ち上げようと思ったときに、悩みの1つがドメイン選びではないでしょうか。
SEO対策と関係するという話しもあるので、ドメインについてどのようにしたら、いいのか悩んでいる方も多いと思います。
そこで!今回は、ドメイン選びがSEOに与える影響について考えていきます。
目次
ドメインの種類~トップレベルドメインとは
まずドメインがイマイチ良くわからないという方のために説明しておきますと、ドメインはホームページの所在地を表すサインみたいなものです。
ドメインには種類がたくさんありますが、大きく分けると
- 「.jp」「.com」などのトップレベルドメイン
- 「jp」「ne.jp」などのセカンドレベルドメイン
- 「seolaboratory.jp」などのサブドメイン
があります。
トップレベルドメインで多く用いられているのが以下2つです。
1.gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)
誰にでも所得可能なドメインがこちらです。
ウェブページの分野・分類を表し、「.com(元来は商取引用)」「.edu(教育機関用)」「.mil(米軍用)」「.org(非営利団体)」などがあります。
※これら以外にも地域名がドメインになる場合もあります。
「.tokyo」「.osaka」「.yokohama」など
2.ccTLD(国別トップレベルドメイン)
ホームページの所属国・地域によって分類されていて、「.jp(日本)」「.us(アメリカ)」「.eu(欧州連合)」などです。
セカンドレベルドメインは企業や学校といったものが多く、トップレベルドメインの手前に記されています。
たとえば「日本の学校」をURL表記する場合、ed.jpのようになります。
トップレベルドメインの.jpが、日本のWebサイトであることを示し、.edが教育機関、つまりホームページの属性を表しています。
ドメインとSEO対策の関係性
ここで最初の議題に戻りましょう。どんなドメインを選ぶべきか。それがSEOに関係するのかどうかです。
結論として、どんなドメインを設定したとしてもSEOには効果はありません。どんなドメインを選んでも、検索結果の順位は変わりません。これについてはGoogleのジョンミュラー氏が公式にコメントしていますので、信憑性は高いです。
となれば、ドメインを選ぶ際に何に気を付けるべきかいうと、「.com」や「.jp」などのドメインには知名度があって、信頼されるドメインを選ぶということですね。
ドメイン選びで気をつける点
ではドメイン選びで気を付けておくべき点をいくつか挙げておきます。
まずはユーザーにとってわかりやすいことが大切です。
日本の教育機関でもないのに、「.ed.jp」のドメインを使ったり、企業でもないのに「.co.jp」というドメインが使われていたら紛らわしいですよね。
法人が取得する際には、「.co.jp」を、営利組織なら「.jp」や「.com」を選ぶというような自社にあったドメインを選んでいきましょう。
そのほか避けたいドメイン
①日本語ドメイン
ひらがなやカタカナ、漢字で表現されたドメインです。検索結果の画面で目立つため、クリック率が高くなるのが特徴です。ただ、SNSでシェアしたときに文字化けするので、あまりおススメできません。
②中古ドメイン
中古で取得したWebサイトがGoogleからのペナルティを受けていた場合もあるので、慎重な判断が必要です。中古ドメインの利用は、よほどの理由がない限り避けたほうがよいでしょう。
③infoや.biz
スパムサイトに使われていることが多いため印象が悪いので避けましょう。
まとめ
SEOで有利に働くドメインはあまりありません。SEOにこだわるのではなく、ユーザーにわかりやすいドメインの設定を心がけると良いでしょう。
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