長文の記事には目次を付けて、ユーザビリティ、クリック率(CTR)向上をしよう!
Webサイト内のコンテンツなどに気を使う、いわゆる内部対策が近年のSEO対策の主流となっています。
なかでも「文字数」は重要なキーワードとなっているわけですが、今回はこの文字数に関するSEO対策をご紹介します。
ブログ記事に目次をつける必要性はある?ない?
冒頭にもお話しましたが、最近のSEO対策としてはサイト外部の評価(被リンク等)を上げるよりも、サイトの内部対策が有効とされています。
人と同じように外面の良さよりも人としての中身、つまりWebサイト内のページを充実させることで、結果としてWebサイト全体が高く評価されるというのが、現在の主流です。
では、Googleはページの何を評価しているのでしょうか。
実はこれ、一つの正解があるわけではなく、様々な指標があるとされています。その中でも、ページ内に記載されている「文字数」が大きな指標の一つとなっていると言われています。
この文字数を満たすため、Webサイトを作っている人はコンテンツを増やしたり、コラムを取り入れたりと様々な対策を行っているわけですが、文字数を一定数稼ぐために、長文の掲載を余儀なくされる場面もあります。
そんな時に効果的なのは、目次をつけることです。
ページ上部に「目次」を設置して、ユーザーが求める情報まで、わかりやすく誘導をしてあげましょう。
目次を設置するメリット
目次を設置するとどんなメリットがあるのでしょうか。
一つは「可読性の向上」です。
検索結果からWebサイトに訪問したユーザーは、大半は何かの答えを探しています。
たとえば「もつ煮込みの作り方」を検索してWebサイトを訪問したユーザーに対し、冒頭部分で「そもそももつとは何か」と長ったらしく説明する文章から入れば、そのユーザーはすぐに直帰してしまうでしょう。
そんな今すぐ○○について知りたいニーズを持つ「今すぐ客」的なユーザーに応えるのが目次です。
ページ上部に、
- もつの歴史
- 美味しいもつの選び方
- もつの下処理方法
- 材料の切り方
- 味付け方法
といったページ内リンクをつけた目次をつくります。
ユーザーはその目次をクリックし、その項目にすぐに移動できるようになるので、「もつの下処理の方法」を検索したユーザーは、すぐに答えを見つけることができます。
また、はじめから読むユーザーにとっても、その先にどんな展開あって、どんな情報が得られるか事前に判別できますので、ユーザビリティや可読性の向上も見込めるでしょう。
そして、目次をつけるメリット、もう一つが「検索結果に表示される」ことです。
HTMLで正しく見出しを設定し、目次を設置すると、検索結果にも表示されるようになります。
検索結果に目次のテキストが表示され、そのリンクをユーザーがクリックすると、ページの先頭ではなく見出しに直接リンクできるので、クリック率(CTR)の向上にもつながるというわけです。
まとめ
ここまで、目次の設置についてのメリットをご紹介しました。
サイト評価の根底にあるのは、いかに「ユーザーに対して有益な情報を与えているか」になります。
そういった観点から考えると。無意味に文章を書き連ねたり、短いコンテンツなのに、わざわざ目次を設置したりするのは控えたほうが良いでしょう。
適切な文章量かつ、正しい方法で目次を設置することで、検索結果にも有利な表示がされ、より良いユーザー体験を提供できるでしょう。
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