Uberに乗ってみた
2017.06.26
あなたはUberを使ったことはありますか?
私、先々週の米国視察で初めて使いました。
いやー、びっくりするくらい便利!
Uberは、今話題のシェアビジネスです。
車の配車アプリなのですが、事前にスマホにインストールしておいたアプリを起動して、目的地を入力すれば、アプリが一番近くにいるドライバーを手配してくれます。
ドライバーと言っても、正式なタクシー免許を持ったドライバーではなく、日本でいう「白タク」です。
手配が完了すると、ドライバーの名前、車種、車のナンバーがアプリに表示されます。
LAでは、フロントガラスにUberマークを付けた車がウヨウヨいて、だいたい手配をしてから2〜3分ぐらいで迎えに来てくれます。
ドライバーはスマホをナビ代わりに使っているのですが、車に乗った時点で、既にドライバーのスマホには、先ほど自分が入力した行き先がセットされているので、行き先や道順などを説明する必要がありません。
英語が苦手な私にはなんとありがたい!
また降りる時も、事前にアプリに登録してあったクレジットカードから決済されるので、お金を支払う必要がありません。
米国って、チップ制度じゃないですか。
細かい紙幣が無い時なんかはちょっと焦ったりしますが、Uberならそんな心配全くいりません。
「Thank You!」と言って降りるだけ。
本当に便利。
しかも安い。
最初は怖いお兄さんだったらどうしよう・・・
って思いましたが、皆さん気さくな普通の市民でした。
私は4回ぐらい利用しましたが、4回とも20代ぐらいの若い人で、しかも、そのうち2回は女性でした。
■ラスベガスでは、カジノがあるホテルからホテルの移動がほとんどなので、ホテルの前にタクシーが必ず待機していて、まだまだ従来の黄色いタクシーが多いですが、LAでは、タクシーが本当に少なくなり、Uberばかりになっていました。
Uberの車が増えれば増えるほど、Uberはどんどん便利になって、ますますいつも近くにいるUberが使われるという好循環。
Uberが伸びているというのは聞いていましたが、まさか海の向こうでこんなことになっているとは思っていませんでした。
■日本でも白タクが解禁されたら、一気にUberが広がるかもしれません。
一度使ったら、本当に便利だから。
そして、都内に済む若者は車を持たなくなった言われていますが、ますます車を所有する必要が無くなるなと思いました。
タクシー会社だけでなく、車メーカーにとっても脅威です。
1つ死角があるとしたら、日本の場合はドライバーの確保でしょうか。
LAのように、日本の若い人がUberのドライバーをやるとはあまり思えないのですが、どうなんでしょう。
■Uberのようなアプリを作るのって実はそんなに難しくありません。
アイデア1つで、業界がひっくり返ってしまうし、ひっくり返されてしまう可能性があります。
もしあなたの業界で、Uberのような存在が出てくるとしたら、どんなことをしてくるでしょうか?
もしそれをあなたがやるとしたら?
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。