クラウドソーシングに発注してみたら・・・
今、とあるプロジェクトでblogを毎週継続的に公開していくためのスキームを作っています。
そのために、CroudWorks(クラウドワークス)とLancers(ランサーズ)という大手クラウドソーシングを使ってライターさんを募集しました。
クラウドソーシングというのは、仕事をお願いしたい人と仕事を探しているフリーの人をマッチングするサイトのことです。
そういうサイトは昔からありました。
例えば、有名なものだとSOHOビレッジです。今でもあるみたいですね。
クラウドソーシングがSOHOビレッジなどと何が違うかというと、決済機能が付いていて、不払いを防止する
ような仕組みになっていたり、発注者や受注者がお互いに相手を評価する機能が付いていたりする部分です。
手数料は発注額によって異なるのですが、10万円以下の発注だと、CroudWorksが発注額の10%、Lancersが発注額の20%です。
ちなみに、今回のライター募集は、1記事2000文字で報酬は2000円という条件で行いました。
当初は、4人ぐらい集めて、お試しで一本記事を書いてもらい、その中から2名採用できれば良いかなと思っていたのですが、結果は予想以上!
CroudWorksから10名の応募があり、Lancersでは5名、計15名から応募がありました。
その中から条件の合った13名にそれぞれにテーマを振り、1本目の記事の執筆をお願いしました。
きちんと期日までに書いてくれた人が、CroudWorksが7名、Lancersは3名でした。
さて今回、私は募集前、勝手なイメージで、ライターさんのようなそれほど重くはない仕事の募集はLancersの方が多いんじゃないかなと思っていたのです。
ところが結果は、上述のようにCroudWorksの方が多く応募がありました。
実際にあがってきた原稿のクオリティもCroudWorks経由のライターさんの方が高かったです。
Lancersの方がCroudWorksよりも立ち上げ時期は早かったんですけどね。
今はCroudWorksの方が利用者も多いみたいです。
なぜでしょうか?
CroudWorksとLancersを実際に使ってみて感じた違いは“使いやすさ”“分かりやすさ”です。
外から見ていると、CroudWorksもLancersも大差がないように思えます。
しかし、実際に使ってみると、CroudWorksの方が圧倒的に使いやすく感じました。
但し、私が使ったのは、発注側の画面だけなので受注側の画面、つまりフリーランスの人たちが使う画面は見たことがありませんが、恐らくそちらも一緒で、CroudWorksの方が使いやすいのだろうと思います。
“分かりやすい”“使いやすい”ってやはりとても大事だなとあらためて思った次第です。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。