ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

一方的な全体会議を止めてみました

2018.07.30

当社は7月決算なので、明日今期が終了し明後日から新しい期が始まります。
先週金曜日に全体会議を開きました。

 

全体会議は半年に1度、つまり年2回、半期の結果報告と次半期のキックオフを兼ねて行います。
いつもは私がスライドを使って一方的に伝えるだけだったのですが、今回は私のプレゼンテーションだけでなく、表彰式とワークを行ってみました。

 

 

■表彰式は、成績優秀者だけでなく、半年前に全社員で決定したコアバリューを最も実践した人の表彰も行われました。
普段はなかなかスポットライトが当たらない内勤のスタッフも表彰されたりして嬉しそうでした。
表彰式は、全部社員が主導してやってくれたのも良かったです。

 

 

■ワークについても、初の試みでした。
自分がどのように仕事をしたいかを、各々が所属チーム内でシェアし、その後、それをチームとしてサポートするためにどんなことができるかを話し合いました。

 

これをやろうと思ったきっかけは2つあります。

 

1つは、先日、私がいつも勉強をさせていただいている多角化経営者クラブの塾長、山地社長率いるヤマチユナイテッドの全体会議を見学させてもらい、そこで実施しているのを見たから。「全社会議でワークやっちゃうんだ」と少し驚きました。

 

2つ目は、サイボウズの青野社長の、このNIKKEI STYLEのインタビュー記事を読んだことです。

 

サイボウズはIT業界でも働き方改革が抜きん出て進んでいる企業ですが、その青野社長はこのインタビューの中でこんなことを言っています。

 

働き方も価値観も多様な方向に切り替えていくことが、働き方改革の本質だと思っています。残業に関しても、極端なことを言えば、健康で仕事をバリバリやりたい人にとっては、労働時間を制限する必要はないはずです。その一方で、働く時間をもっと短縮したい人もいる。(引用:NIKKEI STYLEの記事より)

とにかく今は何でもかんでも働く時間を短くすることが正義というような雰囲気があります。

 

確かに無駄な残業は無くさないといけないし、当社も実際に残業時間が少しずつ減ってきているのは良いこととは思います。

 

でもどこか一律的な規制に違和感も感じてもいます。

 

なぜなら、20代半ばの頃の自分は、とにかく仕事がしたかったから。
早くスキルアップして出世したかった。
仕事が面白かったし、時間が許す限りできるだけ多くの仕事をやろうとしていました。
そういうのが、必要な時期ってあるんじゃないかと思っています。

 

 

■ワークでは「はっきり言って、私はもっと仕事がしたい」と語った社員がいました。その社員は少し前に体調を崩したことがあって、周りの社員が仕事の振り方で遠慮している部分もあったのです。

 

逆に「来期から家庭のことをちゃんとやりたいから、残業せずに集中して仕事に取り組みたい」という社員もいたし、「こんな仕事をやってみたい」と希望を語ってくれた社員もいました。

 

我々の仕事はチームプレーなので、そういう想いを自分だけでは実現できなかったりします。
それをチーム内でシェアすることで、チームがメンバーを理解し、サポートしてあげられるし、各々も仕事に対して前向きに取り組めるようになると思います。

 

このワーク作戦、とても良かったので、また次回の全体会議でもやろうと思います。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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