ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

No!現状維持

2018.08.27

■先日、東京都から「ワーク・ライフ・バランス推進企業」に認定されたというご連絡をいただきました。

 

↓新宿区ワーク・ライフ・バランス推進企業認定制度
http://www.city.shinjuku.lg.jp/jigyo/file08_00001.html

育児・介護休暇規定を作っただけでなく、実際に育児休暇をとった男性社員がいたことや、退職率が低いことなどが評価されたのだそうです。

 

 

■今年は、それ以外にも3月に社員全員でコアバリューを作ったり、春には新卒を6名採ったりしました。
さらに、9月にAIを実装したSEOツールを、10月に現在のサイト職人CMSの後継製品を、11月にまた新しいクラウドツールのリリースに向けて動いています。

 

少し欲張りすぎでしょうか(^ ^ ;
今年もあと4ヶ月、何とかやりきりたいと思っています。

 

 

■いろいろな改革をやっていますが、正直、こういったことを“やらない”という選択肢もあると思います。
むしろ経営者としては、その方が“今は”楽だったりします。

 

でも、約14年間会社を経営してきて私が至った結論は、
「現状維持ってありえないんじゃね!?」
ということです。

 

理由は、私も社員も歳を取るから。

 

30歳で起業した私も気づけば今年45歳。25歳で入社してくれた社員も38歳になりました。その分、毎年給与だって上がるし、体力も無くなり、仕事のスタイルも変わってきます。

 

 

■そのままコンフォートゾーンの中にいるという選択は、その時は心地良くても、いつかそれが当たり前になって、自分も会社自体もそこに慣れていまいます。

 

仕事柄、今までたくさんの会社を見て、経営者の方々と話をしてきましたが、上手く現状維持をずっと保っているという会社は見たことがありません。
現状維持を選択した会社は、やっぱり縮小しています。

 

 

■コンフォートゾーンから外に出るのは不快以外の何物でもありません。でも大きな成果はいつもコンフォートゾーンの外にあります。

 

チャレンジすれば、失敗も起こります。
チャレンジしなければ、失敗は起こらない。

 

それは平穏無事かもしれませんが、長い目で見たら、少しずつ廃業しているような気がしてなりません。座して死を待つのではなく、やっぱり会社って、常に成長を志向する必要があると思うのです。

 

あのウォルト・ディズニーさんも松下幸之助さんも、同じことを言っています。

 

“現状維持では、後退するばかりである”

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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