コア・バリューを策定しました
2018.03.19
先週、木曜日と金曜日の2日間をかけて全体会議を行ないました。
議題はコア・バリューの策定です。
半年前ぐらいのメルマガでも少し書いたのですが、昨年8月から8か月間にわたって、当社ウェブラボの企業理念、ミッション、ビジョン、コア・バリューを、私及び社員全員でアイデアを出し合い、議論し、再策定するという活動を行ってきました。
そして、先週、木曜日と金曜日と丸2日間かけて、ついに最後の課題だったコア・バリューが策定できました。
全部で12項目。
↓こちらです。
https://www.weblab.co.jp/company/philosophy.html
■もちろん、今回新たに策定する前にも、当社には私が創業時に作った経営理念や行動規範はありました。しかし、多くの企業がそうであるようにただの標語というか、みんな“自分ごと”として、意識すべきものにはなっていませんでした。
そんな折、昨年6月に、コア・バリュー経営で有名な米国のザッポス社を視察する機会がありました。ザッポス社では、社員数100人の時に1年間かけてコア・バリューを作ったそうです。
ザッポス社員の皆さんが自分たちが作ったコア・バリューを愛し、あらゆるところで実践し、素晴らしい企業文化を築いているのを目の当たりにし、当社も自分達らしい、誇れる企業文化を作りたいという想いからスタートしたプロジェクトです。
このプロジェクトを始めるにあたって、
「得体が知れない」
「社員全員でやるものじゃない」
といった反対の声もありましたが、何とか説得!?して始まりました。
■結果的には、取り組んで本当に良かったです。
最初、この取り組みに否定的だった社員も含め、最終的には全員が一丸となって積極的に考え、議論を重ねていくことができました。そして、今後の発展に向けて全員が同じ方向を向くために、そして当社が今後も社会に必要とされる企業であり続けるために、あらためて全員が大切にしたい価値観をみつめ直す、とても良い時間になりました。
また経営者としては、社員の皆が一生懸命考え、議論してくれたこと自体がとても嬉しかったです。
■今度はこれがただの標語にならないように、しっかりと実践していくというステップに入っていきます。
それぞれのプロジェクトや仕事の仕方だけでなく、人材採用や新規事業などあらゆる場面で、コア・バリューを基準に判断・行動していくことになります。
これから会社がどのように発展していくか、今はとても楽しみです。
■ということで、このような取り組みはもっと会社に一体感が欲しい!という経営者の方にはオススメです。
ただ、社長が主導すると、どうしても司令・業務命令色が強くなってしまいます。
私の場合は、ザッポス社視察をコーディネートしていただいたカングロ社の藤井さんに、8ヶ月間ファシリテーションしていただいたのですが、このように外部の力を借りると良いかと思います。
↓カングロ社
http://www.kanglocorp.com
代表の藤井さんはとても熱い、一緒にいて楽しい方です。
ご興味のある方はご紹介します。
追伸)
丸2日間もオフィスを不在にしまして、クライアントの皆様にはご迷惑おかけし申し訳ございませんでした。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。