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2016.07.04
もう先月の話ですが、TOEICの試験会場に行く途中で、英語スクールのチラシを配っている人がいました。
どんなチラシを配っているのか興味があったので、受け取ってみました。
■チラシにはこんなことが書かれてしました。
・完全マンツーマン
・ネイティブの講師
・目的やレベルに合わせたレッスン
あなたは、どう思いますか?
これで反応得られると思いますか?
・
・
・
そうですよね。
答えは、Noです。
実際、私は全く心が動きませんでした。
■駅からTOEICの試験会場に向かう道の途中という、チラシを配る場所の目の付け所は良いですよね。
でも、クリエイティブが全くダメです。理由は2つあります。
1)他の英語スクールとの違いが全く分からない
2)TOEICを受けに来ている人のニーズを全く理解していない
■TOEICを受けに来ている人のニーズって何でしょうか?
これはもう明らかですよね。
「TOEICのスコアを上げたい!」です。
今は、TOEICのスコアが足りていないと楽天やユニクロのように昇進や就職ができないという企業も多いです。
結構、切羽詰っている人もいるはずです。
であれば、チラシのクリエイティブは
「3ヶ月でTOEICのスコアを500点から700点に」
といったメッセージにし、過去の実績を受講生の声と一緒に掲載すれば、反応率は確実に上がります。
■Webサイトのトップページに記載するクリエイティブも同じです。
当たり障りのない、どこにでもあるクリエイティブになっていませんか?
対象者を明確にし、彼らのニーズにあったメッセージを掲載してください。
もし、「3ヶ月でTOEICスコアを500点から700点に」した実績が無ければ、
モニターキャンペーンをやったり、TOIECのスコアの低い知り合いなどに頼んで講座を受講してもらうなどして、実績を作れば良いのです。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。