人が育つ経営会議

先週、金曜日に札幌に行ってきました。

東京は良い天気でしたが、札幌は雪で、特に夜は寒かったです。

■札幌に行った目的は、ヤマチユナイテッドグループの中核企業ジョンソンホームズの経営会議見学です。

この会社の中には、20の事業があり、各事業のリーダーが集まって会議を
します。

驚いたのは経営会議がとてもポジテイブな情報交換の場だったことです。

■会議というと、経営会議に限らず司会進行役と特定の発言力のある人ばかりが常に発言して、しらけたまま終わるというパターンが多かったりします。

それに、自チーム以外の話題や数字には無関心となりがち。

そうならないように、会社全体や他チームの議題についても、ワークを行い、全員に発言の機会がある形になっていました。

例えば、“他チームからはこんな風に見える”“例えばこんな連携もできるのでは？”
といった感じです。

■経営会議なので、各事業の数字もオープンになるんですが、経営会議にありがちな、数字を問い詰めていくようなことはありません。

それは、各事業部で既に頑張っているのだからということのようです。

山地社長曰く「昔は“詰め詰め”でやっていたけど、上手く行かないし楽しくないから止めた」んだそうです。

■参加していたリーダー達も若い人が多かったですが、数字も読み取れるし発言もしっかりされていました。

新人研修から育成に力を入れているというのもあるだろうし、この会議に限らず受け身にはなりずらい、勝手に人が育つ社風なんでしょうね。

規模感が全然違いますが、当社もこんな風にやっていきたいです。

■ちなみに私が参加しているのはこの会です。

レベルの高い経営者が多いので、懇親会も勉強になりますよ（^_^ v