2022年はどんな年!?
2022.01.08
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
2022年はどんな年になるのでしょうか。
毎年、このコラムでは年始にその年の自分なりの予測をアウトプットしていますので、今年も書いてみます(ちなみに昨年のコラムはこちら)。
既に決まっていること
今年は結構イベントが多い年です。
まず、2月に北京オリンピック(冬季オリンピック)、11月にサッカーのワールドカップがあります(カタールは暑いので、6月じゃなく11月開催らしいです)。東京オリンピックが1年ズレたので、変な感じがしますね。
社会面では、4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられます。そして、5月は沖縄返還50周年、7月には参議院選挙があります。
また、これはまだ気づいている人は少ないかもしれないですが、今年は3連休が多いです。
GWはいつもの2ブロックではなく3ブロックになっていて、有給休暇などで上手く休みをつなげることができた人は10連休になります。
ですので、コロナが落ち着いてくれば、まだインバウンド需要は難しいかもしれませんが、レジャーなどは息を吹き返してくるのではないでしょうか。
政府がいろいろと増税を企てていたり、じわじわ物価が上がっているのが気になりますが、2022年は全体的に昨年・一昨年よりは明るい年になると思います。
コロナの状況はどうなる?
先週ぐらいから、第6波が来ています。今度の変異株(オミクロン株)は、感染力は強いけど、重症化はしづらいと言われています。
コロナウイルス自体は昔からあり(いわゆる風邪ウイルス)、新型コロナウイルスも変異しながら今後も完全に無くなるということはなく、重症化しなくなったら普通の風邪やインフルエンザのような扱いになっていくのだろうと思います。
インフルエンザは、コロナ前は毎年1000万人ぐらいが罹かり2000〜3000人が亡くなっていました。それが、昨年はコロナの影響で皆が予防策をとったため、1.4万人しか罹らなかったそうです(つまり約1000分の1に減った)。今年も昨年と同じような推移です。
コロナも重症化しないのであれば、私はいつまでもコロナを理由に経済を止めたり、給付金をばら撒いたりしないで欲しいと思っています(その影響で、既にいくつか増税が画策されているし)。
企業経営においても、引き続き、「withコロナ」の対策はやっていかないといけないですが、メディアの煽り報道に対しては冷静でいたいですね。
Webの世界はどうなる?
全体的にはオンラインマーケティングの難易度は上がらざるを得ないです。コロナによる人流の変化、DX化の流れで、大企業をはじめ多くの企業がオンラインに力を入れ始めているからです。現に、インターネット広告の規模は、今やテレビ広告を超えています。
SEOについては、昨年末のコラムで記載した通りの流れが今年も続くと思います。粛々と質の良いコンテンツを作り発信していきましょう。
オンライン広告も、年々クリック単価が高騰しているのと、今後、Cookieが廃止されることがとても気になります。Googleは2023年でのサードパーティーCookieの規制を発表していますので、これまでオンライン広告の中でも比較的成果の出しやすかったリマーケティング広告に頼っている場合は見直しを迫られそうです。
SNSは順調に利用者を増やしています。日本は圧倒的にLINEの利用者が多く、続いてTwitter、Instagram、YouTube、Facebookと続きます。SNSはメディアによって運用ノウハウが違います。また、SNSの運用代行を生業にする業者の数も増えてきていますね。
新規のお客さんの獲得コストは上がりがちです。新規のお客さんを取りにいくことはもちろん大事ですが、既存のお客さんをより大事にし、丁寧な仕事を心掛け、リピートやアップセル、クロスセル、紹介につなげていくということが、今まで以上に大切になっていくのではないでしょうか。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。