ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

マーケティング人材を入れるべきかどうか

2016.12.13

マーケティング人材

質問1人でビジネスをしています。
競合分析を行うにしても、1人なので負担が大きいと感じています。かといって、この部分はアウトソーシングきません。任せられる人を入れるべきでしょうか?入れるにしてもマーケティングに関する教育はどのようにしていくべきでしょうか?

他にも本業の仕事量が増えてきたなら人を入れるべきだと思いますが、自社のマーケティングは、社長がやるべき仕事です。

一方で、負担が大きいというのも理解はできます。

ならば、何かマーケティングなどを行っていく際には、その工程を分解するとたいていは作業系と頭脳系の工程に分解できますが、そのうち作業系の部分にクラウドソーシング等を上手く使えば、良いのではないでしょうか。

■例えば、競合分析をする場合、一般的に次の2つのステップを踏みます。

1.情報を集める

2.分析する

この情報を集めるの部分は、手順さえ伝えれば、誰でもできる部分ですのでこの部分だけをアウトソーシングすれば良いです。

例えば、競合サイトを10個調査したいとします。

私は競合調査をする際、Excelを使って次のような一覧を作ります。

お客様の声 事例 社長挨拶
A社 3つ 3つ
B社 ×
C社 55 18
自社 10 23

このぐらいの作業なら、クラウドソーシングで依頼をすると、たぶんびっくりするぐらい安くやってくれます。

■もちろん、最後はご自分で目視で競合サイトを見ておいた方が良いです。
上記一覧表で手に入る情報は、あくまで定量的な情報にすぎません。
そのサイトはどんな印象なのか、事例はどんな見せ方をしているのか、そういう定性的な情報は、ご自分の目で確かめましょう。
やはり教科書を読むのも良いですが、実際のサイトを沢山見るのが一番勉強になりますし。
私も企画書や事業計画書を作らないといけな時に、検索キーワードの調査や、上記の競合サイト分析の資料はパートさんに作らせたりしますが、最後に目視のチェックは必ず行います。

■こう書くと、「結局、教育は必要?」と思われたと思います。
教育というほどたいそうなものは必要なく、検索キーワードの調べ方や、競合サイト分析のやり方について、手順書を書き、目的とその手順書を伝えれば良いです。
競合サイト調査って半年や1年おきに定期的に行うべきものです。
1回目は手順書を書いたりして面倒くさいですけど、2回目からは楽できますよね。
だったら、ずっと面倒くさいより、最初に少し面倒くさいのを我慢する方が良いと思いませんか?

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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