既に決定している未来
2016.11.07
最近、オフィス移転で悩んでいます。
来年4月に新卒が5人入社するし、人数的に、そろそろ移転をするか、もう1フロア借りるかしなければなりません。
オフィスを見ていますが、今東京はオフィスの空室率が減っていて、大家さんがなかなか強気です。
とりあえず今の倍の40名以上入れるオフィスにするか、それともさらに多い50名以上入れるオフィスにするか・・・
今後の採用計画、事業計画、今後の事業環境について土日の間、整理して考えていました。
■事業環境については、世の中の流れが早すぎて、なかなか予想が難しいですが、既に決まっていることもあります。
・日本の人口は今よりも減る([ ]内は生産年齢人口)
2015年 12711万人[7785万人]
2020年 12410万人[7341万人]
2025年 12066万人[7085万人]
2030年 11662万人[6773万人]
・東京の人口は現在1351万人[845万人]
実は東京だけは、2020年まで人口が増えると言われている。
その後は急速に高齢化し、65歳以上の人が占める割合が、現在26%なのが2025年には30%になる。
・企業数は、H24年時点で412万社。
うち法人数が170万社。
うち上場企業が3542社。
・全企業の12%が東京に25%が一都三県に集中している。
上場企業の約半数が東京に本社を置いている。
・1991年から、廃業率が開業率を上回っている状態が続いていて、零細企業を中心に、毎年2〜3%ずつ減っている。
・今後の大きなイベント
201?年 TPP発効?
2018年 9月 安倍首相任期満了
2019年 10月 消費税10%
2020年 7月 東京オリンピック
2027年 ?月 リニア新幹線開業
・東京は、オリンピックまではプチバブルの様相を呈するが後は高い確率でリバウンドが来る。
■Web業界に目を転じると、Web制作業の市場規模は微増。ネット広告関連は10%前後で伸び続けそうです。
技術の進化も強烈に進みそう。
特にAIの進化が進み、分析業務などにはかなり入り込んできそう。
■と、いろいろと考えてみましたが、世の中不景気になったとしても伸びる会社は伸びるし、好景気でも潰れる会社はあります。
世の中や業界が変化する時はそれだけチャンスも多いはず。
それに、Web業界には、当社の百倍以上の規模の企業もいますし当社が倍の規模になっても、Web業界的にはほぼ変化ないのと変わりません。
結局は、自分次第なんですね。
それにしてもオフィスの移転どうしよう・・・
この迷っている時間を楽しみたいと思います。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。