「なんか不安なのでもう少し考えます」
本日は、17年卒向け会社説明会最終日です。
どんな学生に会えるのか楽しみです。
■ということで、今月は私は採用活動にかなりの時間を割いていまして先週後半から、面接をしています。
ある学生に「なんで当社に来てくれたの?」と聞いてみたら、「当社のサイトを見て、きちんとした仕事をしている会社だと思い、安心できたから」と言ってくれました。
最近は、「ブラック企業」に関する記事などが、ネットニュースなどでもよく見受けられるため、学生達も不安のようです。
■でも、これって、私たちがネットで商品・サービスを検討する時も同じですよね?
細かいところが気になり、不安になることはありませんか?
例えば、
「ちゃんとやってくれるのかな?」
「丁寧に仕事してくれるかな?」
「使いこなせるかな?」 etc
お客さんは、ちょっとした不安が頭によぎるだけで、「もう少し考えよう」と行動を躊躇させてしまいます。
そうなったら、ほとんどのお客さんは戻ってきてくれません。
■一般的に、インターネットは、紙媒体などに比べて、情報の信頼性が低いメディアだと思われています。
そもそも、お客さんのネットの情報をあまり信用していない、そういう前提に立っていた方が良いです。
だから私たちサイト運営者は、画面の向こうにいるお客さんが、私たちに対してどんな不安を抱くか、想像力を働かせなければなりません。
そして、お客さんの不安を先回りして、答えていく必要があります。
■答え方は1つでは不十分です。
商品・サービス紹介ページでお客様の不安に答えるのはもちろん、Q&Aや、お客様の声、トップページのキービジュアル、代表者メッセージ、会社プロフィール、
お客様インタビュー etc
あらゆるコンテンツを通して、お客様に、私たちのことを安心してもらわなければなりません。
■あなたのサイトを見て、お客さんが感じる不安にはどんなものがあるでしょうか?
そに不安に先回りして答えられたら、今よりも成約率が上がるはずです。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。