文章を書くということ
「書くことは考えること」
この言葉は、娘が今度入学する中学の校長先生がお話の中で仰っていたものです。
もしあなたが上司から「ブログ更新しておいてね」なんて指示されたら。。。もしかしたら「めんどくさいなぁ」とか「自信ないなぁ」と思ってしまうかもしれません。文章を書くということは、そのような“面倒なこと”と捉えることもできます。
ただ、1つ言えることは、文章を書くということは、とても良いスキルアップになるということです。
例えば、ソーシャル・ブックマークについての文章を書くとします。
書こうと思ったら、自分が今知っている知識を総動員するのはもちろんですが、自分の知っているもの以外でどんなブックマークサイトがあるのか、もう一度調べてみる、実際に自分でやってみる、といった作業をしなければなりません。
しかも文章をまとめないといけないので、限られた時間の中で、相当能動的に調べるはずです。
その過程を経ることで、そのテーマについては相当な自信がついてきます。
自分なりの考えを持つこともできます。
そこまでやれば、もしそのテーマについて突然お客様から聞かれても、自分の引き出しからすぐに出して語れるようになります。
しかも自分の経験として。
逆に、アウトプットが無いインプットは、あまり自分の血肉になりません。
今まで私は約18年間社会人をしてきましたが、お会いしてきた方々の中で「この人は仕事ができる」と感じる人は揃って文章が書けます。
上手い下手は関係ありません。
文章を通じて、想いを伝えることが大切です。
文章を書くということは、これからデジタルツールが発達すればするほど、ますます重要度が増していきます。
ビジネスで成功するには避けて通れないということです。
もし自分に文章を書く業務が舞い降りてきたら、ぜひチャンスと捉えて、楽しみながら書いてみてください。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。