ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

対策キーワードが違う競合他社も比較検討すべき?

2016.03.02

質問11日間のWeb講座を見ました。競合他社調査の際に作成する比較表では、対策キーワードが違うライバル企業についても比較した方がよいでしょうか?

回答この質問だけだと、11日間のWeb講座を見ていない人には意味が分からないと思うので、簡単に説明します。

■SEOなどを駆使して集客をしたら、当然、競合他社と比較検討されます。

ネットユーザーが比較検討する際は当たり前ですが、サイトのコンテンツを見て比較検討します。

ですから、このような↓比較表を作って、

競合他社サイトコンテンツ比較表

比較検討された時に競合に負けないようにし、少なくとも競合のサイトには有って、自社サイトには無いコンテンツが無いようにしましょう、という話を11日間のWeb講座でしています。

■さて、Nさんのご質問に対する私の回答ですが、そのライバル企業がよく営業などの現場で競合するような重要なライバル企業のであれば、絶対に比較表を作成するべきだと思います。

理由はいくつかありますが、3つ挙げてみます。

  1. 見込客は1つのキーワードだけで検索するとは限らないから。

  2. 2社から営業を受けて、どちらにするか迷った時に、もう一度サイトを見るかもしれないから。
  3. 自社サイトの充実に役立つから。“手間がかかる”以外のデメリットが無い。

もしそのライバル企業が、それほど競合しない会社で、しかも比較検討表にも十分な数の会社がリストアップされているならば、あまり深追いしてもキリが無いのでどこかで切り上げて良いと思います。

逆に、もし重要なライバル企業ならば比較検討表だけでなく、ページ数や被リンク数など、できる限り丸裸にしましょう。

Nさん、ご質問ありがとうございました!

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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