ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

あ〜、やっぱり下がってきちゃった・・・

2017.03.13

昨夏に、友人が新しく開店した飲食店のWebサイトを作ってあげることになりました。

ドメインは新規で取得。

しかも、あまり掲載できるコンテンツが多くなく、ページ数が少ないという、スタートアップによくある状況です。

それでも、友人は、地域名の掛け合わせキーワードで上位表示したいと言います。

「結構頑張んないと厳しいよ」と忠告しながらも、できうる限りのSEO対策をしてあげつつ、月に1回以上はイベントやキャンペーンをやるというので、その情報を更新できるページを作りCMSを実装してあげました。

そして、3ヶ月経って、狙っていた地域名の掛け合わせキーワードで1ページ目に表示されるようになったんです。

でも、年が明けて、友人から「山ちゃん、落ちちゃったよ〜」と電話が・・・

で、嫌な予感がして、電話越しにWebサイトを見たんです。

そうしたら、10月以降全然更新していない。

「あのな〜、ちゃんと更新しろよ。だから落ちるんだよ」と言ってやりました。

そしたら、「どうやって更新するんだっけ?」だって・・・

やれやれ・・・

■新規でサイトを立ち上げると、Googleはご祝儀相場的に、一時的に上位に出してくれることがあるような気がしています。(Googleが公式に言っていることではありませんが、SEO協会の認定コンサルタント会議で他の人も言ってたので、多少あると思う)

その時に油断しちゃダメなんです。

■Webサイトは、月1回でも良いのでとにかく継続的に更新し、それをGoogleに認識してもらいたい。

私は、Webサイトを設計する時、クライアントと話し合って、必ず定期更新を前提としたコンテンツを設置します。

例えば、
・ブログ
・事例
・お客さまの声
・イベントやキャンペーン情報 etc

それは、Webサイトのテーマに沿った内容を継続的に更新することがWebサイトで継続して成果を出すために必須事項だからです。

■ブログやメルマガ、Webサイトの更新等“やり続ける”というのが苦手な人が結構多いです。

でも、やり続けられる人が少ないからこそ、やり続けられた時に差が出ます。

もし週1回更新すれば、年間52ページコンテンツが増えます。

3年間で156ページの差です。

これだけの差ができれば、確実にSEOにも良い影響が出てきます。

逆にあなたが何もせず競合が頑張ったなら、相対的に順位が下がっていきます。

このメルマガで何度も言っていますが、SEOで上位表示したかったら、狙ったキーワードのテーマに関して、競合よりも情報が充実したサイトを作るというのが基本中の基本です。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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