SEOで狙うキーワードをスモールからビックへ変更する
2016.05.19
11日間の無料動画講座で語られているスモールワードで上位検索を保ちつつ、ページを増やし、ビックワードでの検索上位を狙うというお話について、ひとつ質問があります。
今、1ページにスモールワード1つ設定でページを増やしていっている最中なのですが、ウェブラボの場合は、どこかの段階でそのキーワード選択を、スモールからビッグワードに設定し直したのですか?
それとも、最初から平行してビッグワードをキーワードにしたページを作っていたということですか?
ページ単位で狙うのは、スモールワードでOKです。
スモールワードからビックワードに狙いを変えたのは、サイト全体、もっと言うとトップページの話です。
■最初、本当は「Web制作 東京」で検索した時に、ウェブラボのTOPページが検索結果の1ページ目に表示されるようにしたかったんです。
ですが、「東京」で勝負できるほど、サイトが充実していませんでした。
ですので、まずは「新宿」なら上位に出られそうだったので、「Web制作 新宿」で上位表示を実現しました。
「Web制作 東京」の方がGoogleでの検索数は全然多いですが、上位表示できなければ、「Web制作 新宿」で上位表示した方が、最終的には良い結果になるからです。
↑ココ重要です
多くの人がSEOで失敗する原因
■ただし、1つ注意して欲しいのは、最初から「Web制作」というサイトのテーマは一貫していたという点です。
ですから「Web制作」に関する情報をひたすら増やしていきました。
そしてサイトのページ数が700ページを超えたあたりで「東京」でも競合よりも上位に行けそうな気がしたので「新宿」を「東京」に変更してみました。
「東京」へ変更当初は、少しチューニングに苦労し、検索結果の2ページ目をうろうろしていましたが、1ヶ月ぐらいで1ページ目に出せるようになりました。
さらに油断せずに、情報追加を継続していたら、そのうち「Web制作」や「Web制作会社」のようなさらにビックなキーワードでも上位に出せるようになったという感じです。
■ちなみに、ページを増やしていく際は最低2000文字、スモールワードで上位を狙いたいなら、推奨は4000文字以上、そして、目標キーワードがページの上・中・下に満遍なく5%程度入るように意識してみて下さい。
関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。
山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。