SEO(検索エンジン最適化)対策で上位表示するには
2013.01.15
SEO(検索エンジン最適化)対策で上位表示するにはどうすれば良いの?
誰が見ても、そのテーマに関して「有益だ」と思うホームページを作ることです。
上位表示するための要素は非常にたくさんあります。
それこそ、本1冊書けます。ですので、ここでは概要だけお話しします。
SEO対策ということを考える場合、まず検索エンジンの立場から見た場合、どんなホームページを上位表示したいかを考える必要があります。
検索エンジンの最大の企業資産って何だと思いますか?
それは「この検索エンジンは使える!」というユーザーの評価です。
検索エンジンとして後発のGoogleがこれほどまでの企業に成長した最大の理由は、検索結果が優秀だったからです。
検索機能に価値があるから、多くの人が利用します。
多くの人が利用するから、検索結果というスペースに広告を出す価値が生まれます。この検索結果連動型広告は、Google・Yahoo!にとって大きな収益の柱なのです。
「あの検索エンジンは使えない」ということになれば、検索結果に表示される広告スペースが売れなくなるだけでなく、ブランドそのものの失墜につながり、事業基盤が揺るぎかねません。
だから、検索エンジン各社は、価値のないホームページが、過度のSEO対策によって価値のあるホームページより上位に表示されることが大嫌いです。
こういった検索エンジンを欺くような行為を「スパム行為」と言います。
スパム行為を阻止するために、検索エンジン各社は日々、プログラムを修正しています。
では、検索エンジンにとって価値のあるホームページとは、いったいどんなホームページでしょうか?
それはズバリ
“検索者が検索窓に入力した言葉(キーワード)について、価値ある情報ができるだけ充実しているホームページ”です。
検索エンジンはロボットですから、文章の質を判断することはできません。
あくまで定量的に、そのキーワードに関する情報のボリュームと、そのホームページがどのくらい世間から評価されているか、つまりリンクが張られているかを見ています。
まずはここをある程度キープする必要があります。細かいSEO対策はそれからです。
上位表示ということに関して、もう1つ大事なことがあります。
それは“どんなキーワードを狙うか”です。
検索ニーズの多い、いわゆるビッグキーワードよりも、ニッチなキーワードの方が当然上位表示しやすいです。
ビッグキーワードで10頁目に表示されるよりは、ニッチなキーワードで1頁目に表示される方がアクセス数は稼げます。
ですから、ニッチなキーワードから始めて、少しずつステップアップすることも大切です。
当社でも、プランニングの際は必ずキーワード調査を行い、戦略を立てます。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。