ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

プライベートブラウジング

2016.10.19

本日は、最近立て続けにお客さんから質問された、ブラウザの「プライベートブラウジング」について解説します。
Webマーケティングの担当者は良く使う機能です。
「そんなの知っているよ」という方は、スルーしてください。

■ブラウザのプライベートブラウジングは別名「ポルノモード」とも呼ばれています。
なんでそんな呼ばれ方をするかというと、
ブラウザって、普通にWebサイトを見ていると、履歴が残りますよね!?
でも、プライベートブラウジングでサイトを閲覧すると、履歴が残らないんです。
そこで、エロサイトを見ても、家族にバレたりしないので、「ポルノモード」なんて呼ばれてます。

■ちなみに、ブラウザが溜め込むのは、閲覧履歴だけじゃないですよ。

どこかのサイトにログインすれば、パスワードを覚えてくれたり、最近だと、サイトにはよってはどのページを見たかをその人のブラウザのクッキー情報に書き込んでおいて、広告で追いかけたりとか、次回サイトに訪問した時に、サイトの履歴情報を元におすすめ商品を表示したりと、

まぁ、知らず知らずの間にブラウザというのは、いろんな情報を溜め込んで行くわけです。
そういった情報も、プライベートブラウジングだと、シャットアウトできるのです。

但し、FacebookもYouTubeもプライベートブラウジングでアクセスすると、毎度ログインしなければならなくなるので、普段使いには結構不便です。

■で、それがSEOとどう関係があるの?という話なんですけど、あなたが見ている検索結果画面というのはあなたの行動履歴や趣味趣向、属性にもとづいてカスタマイズされたものなのです。
だから、よく見る自社サイトや取引先のサイトなどが、上位に出やすくなっていたりします。

つまり、「自社サイトが1位だ」と喜んでいたら、それは自分のブラウザだけだった。。。
実は世の中の他の人のブラウザで見ると2ページ目以降だったなんてことが起きるのです。

そんな時、プライベートブラウジングを使います。
プライベートブラウジングで検索結果画面を見ることで、自分用にカスタマイズされていないプレーンな状態の検索結果画面を見ることができるのです。
検索結果における自社サイトの順位や競合サイトを調べる際は、必ずこのプライベートブラウジングの状態で見なければなりません。

■プライベートブラウジングは、ブラウザによって呼び名が異なり、ブラウザ右上のボタンから呼び出すことができます。

ブラウザ毎の名称と呼び出し方は次の通りです。
機能自体は、どれも同じです。

【Internet Explore】 機能名:InPrivateブラウス
InPrivateブラウス

【Google chrome】 機能名:シークレットウィンドウ
シークレットウィンドウ
 

【FireFox】 機能名:プライベートウィンドウ
firefoxプライベートウィンドウ

【Safari】 機能名:プライベートウィンドウ
safariプライベートウィンドウ

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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