ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

SEOで上位表示しても反響が無いのですが・・・

2017.07.20

質問SEOで上位表示したけど、お問い合わせや資料請求に結びついていません。
どのような原因が考えられますか?
改善するにはどうしたら良いですか

原因は、次の3つのうちのどれか、(もしくは複合的に重なっている)です。

 

 

 

原因1)
上位表示しているキーワードが検索数のほとんど無いキーワード

上位表示しているキーワードが、実際は全然検索エンジンで検索されていないキーワードだと、当然のことながらWebサイトへのアクセスにはつながりません。
アクセス解析を見て、検索エンジンから本当にアクセスを集められているかチェックしましょう。
Webサイトの反響率が1%だとしたら1件の反響を得るために、100アクセス必要ということです。

 

 

原因2)
検索数はあるキーワードだけど、ユーザーの目的とWebサイトの目的が合っていない

例えば、当社の場合、「Web制作会社」のようなWeb制作系のキーワードを狙っていきますが、そういったWeb制作系のキーワード群の中に、例えば「ホームページの作り方」といったキーワードもあります。
実はこのキーワード、そこそこ検索ボリュームもあり、一見良さそうに見えるのですが、このキーワードを検索する人というのは、制作会社に依頼したい人というよりは自分で作ってみたい人です。
ですから、このキーワードでたとえ集客できたとしても、なかなか反響には結びつきません。

 

キーワードを検索したユーザーの目的がWebサイトの目的と合っているかどうかも重要です。
検索エンジンの検索数が少ないキーワードだったとしても、Webサイトとユーザーの目的が合致しているキーワードの方が、良い結果が得られることが多いです。
今一度、上位表示できているキーワードが本当に見込み客が検索するキーワードかチェックしてみましょう。

 

 

原因3)
Webサイトがダメ

一言でWebサイトがダメといっても、いくつかのパターンがあります。

 

1つ目のパターンは“コンテンツがダメ”というパターンです。
コンテンツ量が少なかったり、クオリティが低い場合です。

 

2つ目のパターンは“作りがダメ”というパターンです。
例えば、デザインが分かりづらく、そもそもどこから問い合わせすれば良いか分からないとか、せっかく良いコンテンツがあるのに、そこから売りに結びつくコンテンツに上手く誘導できていないなどです。
アクセス解析を見て、各ページの直帰率や離脱率をチェックしてみましょう。

 

ご質問ありがとうございました!

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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